/ メモ
 

2007/12/28:
年末年始は更新時間を大幅に変更させていただきます。
悪しからずご了承ください。

1月1日の更新(1月の詰将棋出題、Try everyday!1月1日分、管理人の年賀状)
→12月31日午後1時前後を予定

1月2日、3日の更新(Try everyday!)
掲示板にて通常時刻に出題予定


2007/10/12:
たまたま本屋で見かけた本が「美しき魔方陣 久留島義太見参!」(小学館)。
こ、このタイトルは!!

久留島喜内といえば有名な江戸時代の詰将棋作家ですが、和算のほうでも有名な人物でした。おそらくその人のことなんじゃないかと思って手にとってみると、いきなり詰将棋の話ですよ。
パラパラとめくったところでは3つの図面が掲載されていて、大まかな解説がなされていました。当然和算のほうも興味深い問題がいくつか載っていました。単なる紹介ではなくて、和算での決闘というクライマックスに向けてのエンターテイメント歴史小説といった内容です。


2007/8/15:
近鉄将棋まつり初日、詰-1グランプリを見てきました。
今夏一番の暑さということで、へたれながら入場。
昨年同様、ジュニア部門では幸いほぼ全問制覇(1問をのぞいて参加者より早かった)。ホッとしました(^^;
本戦は、アマプロ戦。アマプロといっても指し将棋のアマプロなので詰将棋の能力(?)とは別物ですが、プロ側は豊島四段と前年優勝の村田三段という解図能力に長けたお2人が参戦。アマ側は井上徹也さんと篠田正人さん。いずれもアマ強豪であると同時に詰将棋解図能力では相当な速さの持ち主です。
詳細は本誌9月号に譲りますが、優勝は井上徹也さん!
いやー、素晴らしい底力を見せつけてくれました。お見事(^-^)


2007/6/26:
毎日コミュニケーションズから「5手7手詰めパラダイス」が出ました。
肩慣らしの3手詰も含めて、総数183問、380頁。
本体価格1000円+税。
全国書店にて発売中です。

本書は、10年前に出版された「5手詰めパラダイス」と「7手詰めパラダイス」の合本です。
収録作(若干減りましたが、それでも多い!)、コラム、解説などすべてが当時のままで、大変懐かしく感じました。
詰パラの短編作の雰囲気を率直に感じられると思います。


2007/5/5:
第4回詰将棋解答選手権が、東西の将棋会館で一斉に開催されました。関西で開催されたら参加しようと思っていたので、迷わず参加してきました。その経過と軽いレポートを書いていきます。

★4月上旬
参加希望メール送信。開催要項の返信がやってきて、参加確定。
★4月末日まで
5手詰までを解くのは、長らくヨチヨチルームや保育園に携わっているので自信あり。でも、中編メイン、しかも実力派作家勢揃いの出題陣を考えるとそれが何の意味も持たないのも確実です。ということで、解答の練習から始めました。とりあえず本棚から若島正さんの「盤上のパラダイス」……じゃないや、「盤上のファンタジア」を出してくる。中編以上の詰将棋作品集に取り組むのは、恥ずかしながら中学生の時以来です(^^; 30問くらい解いたところで、看寿賞受賞作(だったような)が目に入る……ま、まあこんなところで次にいくとするか。小林敏樹さんの将棋世界の付録。ところどころ引っかかりながら30問くらいまで解いて終了。難しい。
★5月4日まで
前回と前々回の過去問チャレンジ。時間があまり取れなかったものの、各回とも前半は4〜5問、後半もいくつか解けて、それなりになんとかなりそうな気がしてくる。

ということで、付け焼刃の準備完了です。

★5月5日、解答選手権当日
12時半に将棋会館に到着。ちょうど初級・一般戦の表彰式が始まったので、拍手要員として室内に入りました。結果一覧を眺めていると、利波偉さんが一般戦の2位に入られている……あれ? 司会の若島さんの結果報告とともに、目の前の方が利波さんと判明! 当然関東で参加されていると思いきや、なぜか関西で参加されていました(^^; はじめましてのご挨拶。
チャンピオン戦開始が近づくにつれて緊張感がたかまってきます。なんといっても参加メンバーが恐ろしい。関西は8名が参加し、谷川浩司九段を筆頭とする奨励会以上の棋士が5名。関東でも北浜健介七段を筆頭に多くの棋士が参加するのです。うーむ。
【第1ラウンド】
90分で6問。序盤は緊張で頭が回らない。冷静に考え出すと、どうにも問題が難しい。結局2問正解プラスアルファと、過去問で得た「なんとかなりそうな気」は一気に消し飛んでしまいました。
【第2ラウンド】
90分で4問。初形を見た瞬間、嫌な予感に襲われる問題が1つ……この初形は危険だ。とりあえず1問解いて、もう1つにじっくり取り組み、危険な問題と残りの問題をいちおう考えて終了。うーん、90分なんてあっという間ですな……。

結果、北浜七段が1ポイント差で優勝。2位の谷川九段は、痛恨の誤記(だったかな?)が響いてしまいました。
わたしは27人中の18位タイということで、だいたいこんなものだろうという結果。次回はもうちょっと落ち着いて取り組みたいものです。なにはともあれ、超苦しくも超楽しい180分でした(^-^)


2007/3/23:
ちょっとサボってしまいました(^^;
今回は作品投稿に関する注意点です。

【投稿】
★1枚の紙に1作品
解答同様、詰パラでは、1枚の紙に1作品の投稿が大原則です。
記入事項は次の通り。
 1)住所氏名
 2)投稿希望先
 3)作品図面
 4)作意手順
 5)変化・紛れ
 6)狙いなど、作者コメント

■1)住所氏名
1枚ごとに必ず記入してください。
ペンネームを使用する場合、ご本名もお願いします。
■2)投稿希望先
掲載を希望するコーナーを記入してください。
「どこで採用しても可」の場合は未記入でも構いません。
また、「当該コーナー以外は採用不可」の場合は、必ず「転送不可」と付け加えてください。
また、不採用時に返送を希望される場合は、返送用の切手を同封してください。
■3)作品図面
図面は分かりやすく、駒もはっきりと判読できるように記入してください。
2つほど投稿されて困る図面があります。
・「v」付きのテキスト図面
 柿木将棋を例にすると、図面を並べて「編集」→「棋譜のコピー」を、そのまま印刷した図面が該当します。
 玉方の駒に「v」字がついているものですが、判読しにくく、誤植の原因にもなりかねません。
・部分図
 例えば、盤面の右下4×4の図面の場合、その4×4だけの升目を書いてある図面が該当します(図A)。
  図A
 たとえ筋・段の数字があっても、右上図と錯覚する恐れがあります。
 少なくとも図Bのように、どこが盤のカドかが分かるようにしてください。
  図B
■4)作意手順
記入した図面の詰め手順を記入してください。
作意手順とは、「作者の意図する手順」のことです。
「正解手順」と言えないのは、作品の早詰や変化に錯覚があるなど、作者のミスにより必ずしも正しい手順とは異なる場合があるからです。
■5)変化・紛れ
変化・紛れに関しては、
http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsumepara/contents/2rule/solution.htm
をご覧ください。
変化・紛れは、作品をアピールする上で必須事項となります。
分かりにくい変化や、難しい逃れを必要とする紛れは必ず記入し、担当者に理解してもらうことが大切です。
担当者の立場から申し上げますと、変化・紛れの記入のない図面は採用をためらってしまいます(変化・紛れのない一直線の作品か、あるいは厄介な変化・紛れを調べないといけないから)。
■6)狙いなど、作者コメント
これも担当者に作品を理解してもらうためには重要な項目です。
「狙い」とは、その作品で主張したいテーマです。
これが書けない作品は、解答者にとっても狙いの不鮮明な(何のために作られたのかわかりにくい)作品と受け取られてしまいます。
余詰消しなどの配置の意味についても触れておくのもよいでしょう。


2007/2/9:
下記【解答】の追記。

★コピー
解答は、紛失の備えや答え合わせのためにコピーしておく手もあります。
★発送
複数のコーナーに解答を出す場合は、ハガキよりも封書がお得です。
また、郵便だと重量によって料金が変わりますが、クロネコヤマトのメール便ですと、A4サイズ×厚さ1センチまで80円で送ることができます。詰パラ1冊分の解答なら余裕で入りますね。


2007/2/1:
2月号発売。誌面刷新(とは言っても、基本のデザインは以前のままですけれど)から3冊目ということで、ようやく慣れて落ち着いてきたかなと思っています。

さて、今回から「解答」「投稿」などの注意点、用語紹介などを書いていきます。

【解答】
★1枚の紙に1コーナー
詰パラでは、1枚の紙に1コーナーの解答が大原則です。
たまに2〜3コーナーの解答を書いたものがあり、これが困りもの。ハサミで切断するのですが、紙が小さくなって扱いにくい上に、氏名が片方にしか残らないので改めて記入することになります。場合によっては名前がないのを見過ごされて名無し解答と扱われることもありそうです。
また、1枚1コーナーを守られていても、あまりに小さい紙片も困ります。
★氏名は必ず記入
用紙毎に記入してください。
なお、詰パラの購読会員(本誌編集部に発送を申し込んでいる方) は、氏名のみで結構です。
ペンネームの場合はもちろん本名も添えてくださいね。
★解答手順と評価
各問題の解答手順を記入し、コーナーによっては評価をお願いします。
また、作品の感想(短評)も是非ご記入ください。
評価はABCの3段階、あるいは5〜1の5段階があります。A(5)が最高の評価で、C(1)が最低の評価となります。「A=好作、B=水準、C=駄作」や「A=受賞級、B=好作、C=水準」など、自分なりの評価基準を持って、コーナーの難易にかかわらず適用するのがベスト……とはいえ、なかなか難しいことではあります。
短評は読者の楽しみでもあり、作者の肥やしでもあります。たっぷり書いてあげてください(^-^)
★メール解答
コーナーによってはメール解答を受け付けているところがあります。
メール投稿・解答」をご覧ください。


2007/1/20:
先日書店で、駒取りの手が必ずある詰将棋の本を見かけました。飯野健二プロの本だったと思います。3手詰から始まって、たしかに全作駒取りが入っています。でも、5手詰の途中までと、その後の数作をちらちらと見たところでは、どれも初手が駒取りなんですよね……。せっかくの駒取りの意外性も、すべて初手ではもったいないですよね。


なんとなくできてしまった作品。
左上の4枚は不要駒なのですが、果して真の不要駒かどうかは悩ましいところです。

 

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