> サイト一覧 > 詰将棋を解く > 「5手詰ハンドブック」出版記念懸賞詰将棋 / 結果 |
【作者】浦野真彦七段 【正解】14飛、同馬、13銀成、同馬、22飛、11玉、23桂、同馬、21飛成まで9手 【解答数】102名→正解101名 ★相手の玉を追い詰めるのに夢中になっていると、知らない間に自玉を取られてしまう……斬るか斬られるかの危険なやり取り、これが双玉詰将棋の魅力です。本作にはそこまでのやり取りはないものの、4手目13同馬の局面でドキッとされた方は多かったと思います。焦らずに22飛で対処し、23桂で馬筋を逸らせて安全な形。この逆王手の瞬間があるからこそ、3手目13銀成には躊躇し、この手の感触を良くしているわけです。 ★メモ[2004/3/7]にも書きましたが、「5手詰ハンドブック」はとても気の行き届いた内容になっています。1日4問で2ヶ月弱楽しめますよ(^-^) 神無七郎「ごく易しい作品ですが、双玉だけに見落としが心配。主題は馬のスイッチバック?」 石崎 敦「まさか5手詰めじゃないですよね、持駒が多いし」 やっくん「逆王手に気をつければ易しいですね」 清一「5手詰ではない!と気づくまで10分ほど経過…(^-^; この手数≒狽nのルントラウフを表現できるとはさすがです」 ★残念、文字化けしています(T_T) さわら「馬の動きが面白いです。還元馬と言うんでしょうか?」 鳥本敦史「逆王手なんて気にしない」 山村 政「簡素な形の割に濃厚な手順で楽しめました」 藤田浩晃「『5手詰ハンドブック』の出版記念って書いてあったから最初5手詰めかと思ってしまった……。すぐに違うということには気付きましたが」 中沢照夫「これは5手詰ではないんですね」 ★当初は注意書きがなかったため、5手詰だと勘違いされた方がたくさんいらっしゃったようです(^-^; 松沢光太郎「本当に珍しく読みが筋に入って1本道で解けてしまった。最近見た大道棋の筋が浮かんだ。逆王手は怖いどころか本筋の入り口・・・。詰将棋を毎日考えるようになって、保育園から幼稚園に進級したかも」 本田博巳「限定打で1四飛と打つ手は決め辛かったnを旨く回転運動してもらう順が楽しい。詰めあがりも対象性があって、美! 当選しなくても直ぐに買います@(^^)/」 ★こちらも文字化け……うーん、何が化けている? 箱のなかの海「最初、五手詰だと思って、悩みました(笑 1三銀成に気づけば後は簡単ですね」 真保千秋「双玉独特の緊張感一瞬」 市川博規「3手目が盲点に入ってしまい、持駒の桂の使い方もわからず少考。結構焦りました」 ★初形を見た限りでは、桂の出番はない……と思ってしまいます。 平井康雄「易しいけど、逆王手もキッチリ入って、さすがにうまくまとまっています」 坂本栄治郎「浦野先生出版記念おめでとうございます。先生の詰将棋は比較的短手数の詰将棋が多く初心者の私には非常にありがたく思っております。また今回の双玉の詰将棋は先生の問題では初めて挑戦し(少し頭を抱えました。)これからもどんどん作って私たちを楽しませてください」 ★浦野先生の双玉は珍しいですよね。 砂川順一「双玉の詰将棋は創ったことがないのですが、浦野先生推薦の「盤上のファンタジア」を読んでいて創ってみようかなと思ったりしています。簡素な初形で双玉らしさも入った入門作ですね。解答者も多いのではないかと思います」 ★双玉は一般的には異様な初形(?)ですので、解答が少ない不安がありました。大台突破で皆さんに感謝(^-^) 江沢民子「一見取っ付き難いが、初手1四飛と打てば後はスラスラでした」 谷口翔太「5手詰と思ったのに、9手詰。逆王手の馬が恐かった」 田原 宏「どうしても5手で詰まなかった。先入観? 最近、双玉が多いですね」 丸山謙助「双玉問題は苦手でしたがこれはとても解きやすく、解いたときにスカッとするいい詰将棋だと思いました」 尾林秀幸「馬をずらすための桂打ち」 高野甚蔵「窮屈な角銀をうまく捌いて、最後は王と龍の清涼詰め。13同馬で双玉の味わいも残し、初心向けのすっきり作品と思います」 ★何のための双玉かが分りやすく、好感が持てます。 妻木貴雄「浦野先生には「将棋世界」誌の「詰将棋サロン」でお世話になっているので、挑戦してみました。飛車を使う場所が限られているのでやさしいけれど、ネット上で解く詰将棋はやさしすぎるくらいでちょうど良いです。「5手詰ハンドブック」、これから本屋に探しに行きます」 ゆめぎんが「5手詰と早とちりして詰まずに悩んだ。まず13合駒の変化を読めば、流れが見えてくる」 わたぼう「31王の配置が絶妙。浦野七段のサイン入りが欲しいです」 東京農業大学第三高校将棋部「双玉は逆王手が怖くてついつい読みが萎縮してしまいます」 流「初手が堅いところを攻めているようで打ちづらいですね。しかし手順はあくまで爽やか」 片桐正二「これから本屋に行って、購入しなきゃ!!」 大沼洋之「無駄なく隙なくしっかりした手順、さすが浦野先生。ぼちぼち久しぶりに大作を見学させていただきたいところですね」 ★やはり煙ですか。 小野寺達也「角が成れる事にやっと気付く。修行し直します(w」 かけそば「対子図式で双玉。持駒も使いにくいが、初手と3手目が好手。応手も複数存在し、それぞれが味のある攻防。いろいろあったが、最後は静かに詰んだ、という印象。こういうタッチが浦野詰将棋の特徴でしょうか。取り組みやすい」 ユング君「この形とこの強力な持駒で余詰めがないのが不思議! 逆王手を承知の13銀成りもいい感触だし、23桂で馬の利きをそらせてからの詰め上がりもお洒落、エクセレント!!」 広中亮一「馬をほんろうする手順が楽しい」 吉田芳浩「まさか合駒入りとは(解説者注:22飛のことです)。21銀不成の筋で、姉妹局ができそう」 ★さすが園長、目の付け所が違います。 藤本英俊「当然5手詰だと思いましたが。逆王手が見えているけれど、これだけ駒があれば」 海江田和弘「ちゃんと逆王手が入っている、納得」 青山良秀「攻方の最初の2手をクリアできれば,逆王手も怖くなく後は容易」 松岡利忠「逆王手があるので、普通の感覚と違いますね」 久保貴史「昨年の棋王戦はあと一歩でした。今年はさらに上に行かれるよう応援しております」 中岡清孝「浦野七段の詰棋書がどうしても欲しくて応募しました」 蒲 登禄「逆王手にヒヤヒヤしながら詰めました」 和田「馬のダンスが面白かったです」 GEDZI「わざと逆王手を掛けさせるのですね。清涼詰なのも良い感じだと思います」 マル萬「お馬さんパッカパッカ、お家に帰る(^_^)」 ★馬がクルッと回転。面白い味を生み出しています。 いのてつ「軽快ですね」 松尾 剛「馬を翻弄する手順は詰将棋らしい」 市原 誠「逆王手をされて一瞬ドキッとしました」 S.Kimura「桂の使い道がなかなか分からなかった」 名越健将「オール捨駒の「居合い抜き」のような作品」 ムーチョ「最初、双玉であるのを忘れて「ん?桂の使い場所は?」とか思ってしまいました。すぐに成れない飛車にうっかりして(汗)。合駒が全て無駄合いになるので、考えやすかったです。王・角・銀の2枚ずつで構成されたシンプル系で、スッキリした感じがいいですね。飛車成り前の桂捨てより、銀の成り捨ての方が焦点っぽいかな」 山下 明「注意を読まずに5手詰みと思い込んでいたのでなかなか解けませんでした。図の真上にある注意をなぜ見落としたんだろう?」 井上泰夫「3一にいる玉に逆王手がかかってからの動きが難しかった」 坂野孔一「最後はTの字」 ★タケコプターもいけそうです。 中出慶一「馬の逆王手をかいくぐり、旨く馬を移動させての詰めは、初心者に最適な双玉問題です」 鎌形 尚「3手目の1三銀成がなかなか見えなかった。以下は容易に解けたと思う」 友沢友春「戸惑います」 和田裕之「一見難しそうだったが実はあんまり紛れがなかった。銀を捨てないとほどけないし、それには上をふさいでおかないと」 辻 健輔「初手が難しかった」 池田 隆「双玉には逆王手がほしいところだが、見事に出てきて満足。馬を元に戻しての詰上がりは気分よし」 田中良幸「わざと逆王手をかけさせるのが、ポイント」 岡村孝雄「14飛はひと目だったものの、2手目13合で守備が強くなる?と一瞬思ってしまいました」 ★ドキッとする変化です。2手目13合、同銀成、同銀、22飛、同馬、同角成まで。 雲丹頭「これでいいと思うんだけど、違うかなぁ。1三銀成が気付きにくかった。2一銀不成だとばかり思っていたので」 ★3手目21銀不成は23玉で続きませんね。 須崎敦史「△1三同馬で逆王手が掛かって一瞬駄目かと思ったら、▲2三桂の捨て駒が見つかって一安心でした」 清田正夫「はじめは、2三桂を打たずに2一飛成までの7手詰めと勘違いしていました。双玉問題はとても面白いです」 出口智博「わざと逆王手させる展開なので気付きにくかったです」 中井雄士「王と玉が接近した、この緊迫感がいいですね」 ★何かが起こる……そんな予感を含んだ形。双玉の醍醐味でしょうか。 【当選者発表】 ■当選者…青山良秀さん、尾林秀幸さん、堀内政臣さん ■おめでとうございます! 【正解者101名(敬称略、左上→右下の解答到着順です)】
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