【作者】浦野真彦七段
【正解】16銀、26玉、36飛、同飛成、38桂、同龍、25馬まで7手
【解答数】121名→正解110名
★開き王手の形が見えるので、初手は16銀が有力です。ここの応手が問題で、同玉に38飛、26玉、25飛、16玉、28桂と詰めてしまった誤答が多くありました。最後28桂のところ、36飛で駒余りとなります(ほかにも、25飛のところ28飛でも7手駒余り)。
★正解の2手目26玉には、開き王手をあきらめて36飛と捨てるのが、馬筋を軽くする好手。25馬を防ぐために4手目同飛成と取りますが、38桂で引き離されてしまって万事休す……です。
荒川貴道「初手は桂打ばかり考えました」
★初手27桂は26玉で、27玉からの脱出が止まりません。
酒井博久「4手目「成」限定なのがよい」
やまかん「強力な守備駒飛車を軽く翻弄する気持ちいい手順」
国戸美香「38飛を龍にすると、初手の紛れが消えてしまうのか……。様式美、という観点と、謎解き、という観点がなかなか両立しないことを、改めて実感する」
★ここは唯一、惜しまれる点ですね。
S.Kimura「テーマは38の飛車を龍にする?」
関 大介「初手が限られているのと、きれいな手順で、分かりやすかったです」
凡骨生「邪魔飛を見事に消す」
深澤正直「16銀、同玉のとき、飛車を取る変化がすぐには浮かびませんでした。駒取りは苦手です」
★きれいに開き王手を決めたくなる形ですね。
市橋宗士「成らせた飛(竜)を元の位置にもどして収束。変化がそれ程多くないので何とか読み切れた(はず)。盤面10枚以内の駒数で、ひとつの構想を実現させるのは至難の業。3手目、思わず「成り」としそうでした、危ない、危ない。明き王手、開き王手の筋は、「何か読み抜けがあるのでは?」と、いつもながら「どきどき」してしまう。この「7手詰集」は、私にとってはまさに試金石。簡素な図式ながら秀逸な手順、詰棋ファンとしては、ただただ「拍手」のみ。1題1題、じっくり時間をかけて解きたい、そんな気にさせてくれる図式集です。(詰め将棋、万歳! サイン欲しい!)」
江山 優「実際に並べるまでは、3七飛成ができるものと考え5手詰と勘違いしていました。おもしろかったです」
★頭で考えていると、成れそうな気になる!?(^^;
斉藤良則「評価A 3六飛が、なんとも爽快な一手です!!^^馬の利きが光ります^^浦野先生ガンバです!!」
八尋久晴「2手目1六同玉は3八飛以下早い。易しいがすっきりした手順だと思います」
宮原 航「どちらかと言うと変化に戸惑いました(笑)。飛車を動かす場所を14、36、37のどれかと決め付けていたので、少し苦労しました。難しくはないかもしれませんが、飛車を豪快に切るいい手順ですね^^」
小山源樹「7手詰ハンドブックのご刊行おめでとうございます。僕は今日、書店で予約をしてきました。3手詰・5手詰の本もいつも愛読しています。これからも続々とシリーズで出版してください。楽しみにしています」
変寝夢「飛のスイッチバックかな。なら初形は38龍にしたい」
石原 守「テーマって? なんだろう わかりませんでした」
★38飛が動いて、また元の位置に戻ってくる……というのが狙い(と思います)。
坂本栄治郎「龍を作ってからの桂の誘導面白い」
深澤京子「6×6を中心にやっていますと、玉方の飛車成りはうっかりしやすいです」
石川和彦「作意はすぐ見えたが、2手目の変化で38飛が意外と?盲点だった」
利波 偉「38の飛が龍になって戻る構成は良いですね」
北町奉行「最近になって昔親のために買っておいた浦野先生の3手詰ハンドブックを解いてみたらとても素晴らしいことに気づき、パート2を注文しようと思ったらすでに絶版なんですね。3手詰は駒の連携を頭にしみこませるには一番だと思うのですが。5手詰のパート2もないそうなので是非、再刊を期待しています」
★朗報あり。今回の「7手詰ハンドブック」の出版社である浅川書房より、リニューアル版刊行の予定があるそうです! お楽しみに!
おゆきさん「47歩が作意をほのめかしている」
藤田卓志「浦野先生の7手詰ハンドブック楽しみにしています」
潮風かおる「じゃま駒の 飛車消去して ▲2五馬」
谷口翔太「ショウウィンドウの詰将棋。こんな好作がいっぱい載ってるよ」
★本作は中段玉ですが、掲載作は右上図のきれいな作品のみ!
ほい「テーマは、受方竜のスイッチバック!」
小林 理「立ちこめていた霧が一気に晴れたような36飛」
kabo「1七歩の配置で詰め上がりがイメージしやすい形ですが、3六飛が気持ち良く、解後感の良い作品だと思いました」
中澤照夫「36飛捨てが気持ちの良い手」
砂川順一「ちょっと構えて問題を考えましたが、意外と簡単でした。ただ、あるテーマというのが何なのかがわからないで悩んでいます」
山田 淳「7手詰ハンドブック発売おめでとうございます。飛車のスイッチバックが簡潔に表現された好作で楽しめました」
山村 政「飛を元に戻すのが狙い?よくわからない」
★スイッチバックは、実はちょっと分かりにくい狙いなのかもしれません。
山本孝志「作意らしき方がどうしても5手で詰むので悩んでいたら36飛成があった」
藤井規之「初手2七桂の紛れに、はまった」
佐藤 司「発刊おめでとうございます。それにしても、いつもながら上手いものですね。36飛、こんな手が次から次へと浮かぶようになれば、創作も楽になるのですが・・・」
しずく「テーマはわかりませんでしたが、好作だと思います」
三上幸寛「初手、何となく銀を打ち26に逃げた後攻め方の飛が無くなれば、最終形が見えてくる。そうすると、後は手順前後のチェック。と、同時に逆算での創作であることも解かってくる。こういう詰将棋の創作法もあると、教えてくれた一局と言える」
市原 誠「狙いが、とてもわかりやすかった!」
RedFive「玉方飛車のスイッチバックがテーマと見ました」
占魚亭「スマートな玉方飛車のスイッチバックが見事です」
【当選者発表】
■賞品はサイン入り「7手詰ハンドブック」を3名様にお贈りします。
■当選者…小嶋拓治さん、中村隆之さん、深澤京子さん
■おめでとうございます!
【正解者110名(敬称略)】
【英字】 |
ishibon■kabo■nobody■ray■RedFive■S.Kimura■shima■Tazu@■usa■
yoshi-take■ |
【数字】 |
3時のおやつ■ |
【ひらがな】 |
あいうえお■えぐち■おゆきさん■さいはて@鈍行流■しずく■しろねこ■ひいくん■ぴびんぱ■ほい■やまかん■ |
【カタカナ】 |
カトブムシ■ピッコロ■ |
【あ】 |
赤井秀雄■安島正浩■安部寛治■荒川貴道■石川和彦■石原 守■市橋宗士■市原 誠■伊藤美昭■今井一之■雲丹頭■絵井悌二■江山 優■遠藤謙二■大塚匡記■大橋光一■大森常一■尾方亮太■奥山晃茂■ |
【か】 |
掛水伸一■風みどり■片山 知■上谷昌昭■北町奉行■楠田浩政■国戸美香■小出義治■小嶋拓治■小林 理■小峰耕希■小山源樹■小山荘一■近藤寛己■ |
【さ】 |
斉藤豪士■斉藤文雄■斉藤良則■酒井博久■坂野 均■坂本栄治郎■佐藤浩一■佐藤 司■潮風かおる■島田知明■島谷武志■砂川順一■関 大介■占魚亭■ |
【た】 |
竹中歩美■谷口翔太■千葉勝義■塚ア彰仁■躑躅■出澤浩樹■陶一然■利波 偉■戸星善公■友沢友春■ |
【な】 |
中澤照夫■中瀬俊昭■中村隆之■仲村善哉■奈波幸弘■野中正義■野村渥美■ |
【は】 |
花田幸弘■平本健生■深澤京子■深澤正直■藤井俊哉■藤井規之■藤田卓志■変寝夢■凡骨生■ |
【ま】 |
松浦義成■松下修平■松浪未知世■松山卯楽■三上幸寛■水野靖彦■宮田卓也■宮原 航■三善真澄■ |
【や】 |
八尋久晴■山口航平■山田 淳■山村 政■山本孝志■ |
【ら】 |
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【わ】 |
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