> サイト一覧 > 詰将棋を解く > Try everyday!3000回到達記念懸賞詰将棋 / 問題3
 


「2000から3000の軌跡」

【正解】52銀不成、22玉、34桂、同歩、21飛、33玉、43銀成、イ同金、24飛成、同桂、同銀、同玉、15馬、35玉、26馬、46玉、38桂、ロ56玉、66と、同金、同龍、同玉、48馬、77玉、78金、86玉、75馬、95玉(途中図)、94銀成、同玉、95歩、83玉、74金、82玉、93馬、同玉、83金打(詰上り図)まで37手

【解答数】12名正解

★まずは変化から。
8手目イ同玉は41龍、42合、23飛成、33合(金合は品切れ)、32龍右、45玉、26馬以下。
18手目ロ47玉は48金、56玉、65龍!、同金、57歩、67玉、58金まで。

★詰上りを「3000」にすることは当然?として、今回の課題は、前回「2000」でやり残したことの完遂でした。すなわち、すべての「0」を逆算で崩すということです。

★初手はちょっと味良く銀不成から。泥臭い序盤ですが、9手目24飛成が手順前後の許されない着手。誤って24銀を先にすると、44玉が詰みません(24飛成なら26馬が成立)。玉が5筋に差しかかるあたりが唯一の関門で、変化ロの打歩詰打開や、23手目48馬あたりは味の良い手がちょっぴり入っています。3つの「0」が完成して収束に入りますが、まず「途中図」が現れます。

【途中図】

★そして詰上りへ。作品名「2000から3000の軌跡」の所以がこの2図にあります。

【詰上り図】

★創作過程を記しておきます。創作期間は短かめの3週間くらい。といっても簡単にできたのではなく、作り始めるのが遅かっただけです(^^; ■最初の10日間/うまい収束が見つからず、ちょっと悩んでいたのですが、「2」が現れた瞬間にこれでいこうと決めました。手順が流れ気味なのからも推測されるとおり、逆算も手っ取り早いものを選んでしまいましたが、24玉まで到達したところで苦戦します。■次の1週間/この時点では右上の「0」が動いていないので、課題がクリアできていません。ここで1週間ほど費やしましたが(馬を73〜51〜15馬に動かそうとしていた)、銀で桂馬を取る方向を見つけてなんとか「0」が崩れてくれました。■最後の数日/原図はやたらと序盤が難しくなったので、それを易しく改変して出題図が完成。

★無事に課題をクリアしたというのが、この1000日間で進歩したところなのかもしれません。

★解けなかった方からのコメントが多くありました。せっかくですので掲載させていただきます。

あいうえお「また出直してきます」

森内浄峰「52銀成らず、22玉、34桂、同歩、12飛、33玉、43銀成り、同金、このあたりで私の実力は限界です。何手ぐないに なるのでしょうか? 又 後日 挑戦してみます」

井上賢一「作意は省きますが、3000の詰上りはキレイですね」

★どうしようか迷いましたが、解答を書いてくださった方の手前、無解として扱いしました。ごめんなさい。

宮林利光「お手上げです!初心者の私の力ではとても無理のようです!最初は勢い込んで、52銀不成、22玉、34 桂、同歩、21飛…などと追ってみたのですが、どうも玉に3筋、4筋に逃げられ、ナナメに効く駒が無くて うまくゆきません。他にも色々やってみましたが、どうしてもダメでした。このままでは玉方の9筋の二枚 とか、2筋のと金、味方の69銀などの「存在意味」が分からず残念至極ですので、正解を楽しみに待っています。とにかく、こんな創作が出来る、あなたへの「敬意」だけが残ってしまったようです。寒い日が続きますが、是非ともご自愛くださいますように」

深澤京子「目がくらくらして、やる気が出ませんでした。すみません」

大島春美「難解のようで。私には無理です。3000回という数字はすごいですね」

ミルフィーユ「変化が多くてむずかしいです。意外に逃れとかがあるので悩んでます」

さいはて@鈍行流「詰上りが「回」の字になるのか?と想像しましたが、私の力ではそこまででした」

S.Kimura「銀が動いて、桂馬で飛車を取るところまでは考えましたが、その後は私の力では難しそうです」

佐藤浩一「「残業に疲れたし『詰パラ』でも覗くか」「えっ『懸賞詰将棋』・・・全然気がつかなかった。締め切りは?2/29!って今日じゃないか!しかも現在23:30!・・・問題1・2でGive Upか?・・・でも長いだけってことは・・・やっぱり だめだ 終電が・・・the End」

★ここからは正解者の方々の短評です。

ドルヒラ「暗算で挑戦するも17手目で止まる。持駒「金桂歩」、36金の筋を深く読むが、うまくいかない。29となんかの配置を考えると13手目21龍とでもするのかと悩むが、やはり元に戻る。金2枚あれば48馬から手が続くと確認し、38桂を発見。このあたりは変化や紛れが豊富で疲れる。78金―75馬で光が見えてくる。最後は馬捨てで、見事な「3000」の姿が」

荒川貴道「盤面全体を使ってきれいなあぶり出し、驚きました」

ishibon「8手目同玉の変化と、9手目の25銀で迷ってしまい、苦労した。18手目57玉の変化で、打歩詰になりそうな変化もちょっと戸惑った。このあたりから、ひし形の「0」が見えてきて、「3000」らしいとわかる。でも、途中の逃げ方が間違っているかもしれないので、自信がない」

★この変化は絶対に入れておきたいと思っていました。

茂垣 淳「金を3回入手できたことが詰んだ最大の理由」

増田智彬「18手目に57玉と逃げられた時の変化で、打歩詰打開の65龍が見えず、苦労しました。曲詰は予想していましたが、28手目の95玉で2000、詰め上がりが3000になっていることに最初は気がつきませんでした(笑)」

★うっかり通り過ぎるところですので、気づいてくださっただけでありがたいです。

高野甚蔵「何度も途中下車したが、見事な3000にたどり着いて思わずバンザーイ。8手目同玉の変化が一駅目・9手目銀から行くと逃げられて不詰!嫌な手順前後だな・18手目57玉に龍を切る変化がわからない・31手目95歩がとれないのでやっとできたと思う。他にも小さな変化がたくさんあって難しかった。素晴らしい作品をありがとうございます」

島谷武志「歩詰め解消65龍の発見で解決」

和田秀樹「追いかけ廻すだけではなく、面白い」

利波 偉「結構難しかったと思います。19手目の66と〜龍をばらして48馬の辺りの手が見えなかったです。最後馬捨てまで入っての「3000」の曲詰は素晴らしいです。3000回を振り返りますと、ABC曲詰など記録に残すべき作品もあったと思います。全部の作品が見れるようなデータの配信をお願いしたいです」

★利波さんのお褒めのお言葉は、ご祝儀込みとはいえ嬉しいですねえ(^-^)

谷口翔太「初手がチョッと良い手です。大きな曲詰、これは素晴らしい」

小峰耕希「よくここまで逆算しましたね〜。「2000」の字の出現に相当な時間が掛かるのも実態通りという所でしょうか(笑)」

★……えーと、心を読まれた!?(^^; そういうことを解説で書こうと考えていたのですが、まさかこんな短評がくるとは思ってもいませんでした。


【総評】

うっち「これまで一方通行で問題を解いているだけでしたが、今回の出題をきっかけに初めてご挨拶します。これまで勉強させてもらった成果が出てるといいのですが」

★解くだけの方も多いと思うのですが、こうやって顔を出してもらえると嬉しいです(^-^)

あいうえお「先日当選して詰パラの本誌をいただきましたが、量の多さと難しさに圧倒されました。私にはTED程度の問題が合っているようです(たまに解けないこともあります)。いつも大変ありがとうございます」

★本誌の問題は、わたしも易々とは解けませんから(^^;

坂野孔一「インターネット詰将棋がデータベースにカウントされれば今頃は発表数第一位?」

★プロ棋士がやっぱり強そうですねえ。

梅村哲也「毎日楽しく拝見しています。毎日の出題は驚きです。私には問題3は無理なので2問だけの解答です」

久保貴史「3000回達成おめでとうございます」久保貴史「須藤さんの努力に敬意を表します」

★問題1と2のコメントでした。

名越健将「問題3を解いてないのが気になるが、解いてしまったので出します」


【正解者】

■問題1&2■S.Kimura、tattu-、Tazu@あいうえお、うっち、さいはて@鈍行流、ミルフィーユ、安藤 響、池永天志、石原 守、井上賢一、今井一之、梅村哲也、大島春美、金子賢嗣、久保貴史、小嶋拓治、今野盛基、坂野孔一、坂野 均、坂本栄治郎、佐藤浩一、更家 哲、周凌、末永修二、武田竜治、但野浩一、谷口秀明、田村拓也、友沢友春、長森優作、名越健将、原岡 望、花田幸弘、深澤京子、福元一男、古瀬光平、宮林利光、森内浄峰、隆介

■全問正解■ishibon、ドルヒラ、荒川貴道、小峰耕希、島谷武志、高野甚蔵、谷口翔太、躑躅、利波 偉、増田智彬、茂垣 淳、和田秀樹


【当選者】

当選確率は、問題1&2のみ正解:問題3も正解=2:3、に設定。あとは抽選マシンにおまかせです。

・詰将棋作品集「饗宴」:1名様=長森優作さん

・詰将棋作品集「曲詰百歌仙」:1名様=島谷武志さん

・詰パラ最新号:3名様=小嶋拓治さん、隆介さん、高野甚蔵さん

★以上5名様に決定しました。おめでとうございます!

 

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