![]() |
> サイト一覧 > 詰将棋を解く / 先月の懸賞詰将棋 |
【作者】中村俊明 【正解】23銀、同玉、32銀、同金、13金、同桂、32馬、同玉、33銀、43玉、53金迄11手。 【解答数】156名→誤解1名 ★将棋の実戦の終盤で出てきてもおかしくはない初形。豊富な持駒をどう使うかが問われます。 ★33地点に玉方の桂が利いているので、いきなり馬を切るのはやり過ぎです。正解は初手23銀。同金と取ると13銀があって早く詰むので、同玉と取ります。これで玉が45桂の利き先に近づきました。さらに3手目32銀と捨てて、馬の利きを通します。4手目12玉は22馬以下。 ★5手目は少し迷うところ。いい加減に32馬と金を取りたくなりますが、33地点に玉方の桂が利いている間は無理攻めです。そこで、13金と捨てるのが好手。唯一の金を捨てるのは抵抗がありますが、すぐに馬を切って金を回復できます。9手目、33金としっかり押さえるのは41玉と逃げられて詰みません。金ではなく33銀が面白い手。下段に加えて23玉や43玉と銀の腹に逃げられますが、どこに逃げても金打ちの1手詰です。 ★実戦派も思わず手を出してしまいそうな自然な形ながら、詰将棋らしく捨駒たっぷり。馬を切って小駒だけで詰めるのは痛快です。易しいながらも好感度の高い作品でした。 ◆「トップページ懸賞詰将棋」現在の在庫4作(2026年3月以降未定)です。皆様のご投稿をお待ちしております。 ◆作品投稿はこちらから→【投稿フォーム】 (連絡可能な電子メールアドレスが記載されている作品には、必ずこちらから採否をお伝えする返信メールをお送りしています。投稿から1ヶ月以上経過しても返信がない場合、電子メールアドレスの入力ミスや管理人怠慢の恐れがあります。管理人宛のメールにてご連絡ください。) 今野盛基「スラスラ解けました。」 NORI_560「8手目、馬が消えると一見玉が左辺に逃げられそうですがぴったり詰む好形でした。」 苅田隆介「駒を捨てる練習問題でした。」 トマト使いめりるりら「ある意味ラストが意外かも。」 ★43玉の可能性は、初形を見ただけでは想像できません。 南里憲司「怒とうの捨て駒で、玉の陣形を乱しながら攻める」 高橋昌之「金が補充出来てメデタシメデタシ」 鈴木秀崇「実戦形で、取り組み易い作品と思われます。23の場所が怪しいと第一感で考える所です。13金が打ちにくいという主張でしょうか。楽しい軽快作ですね。」 中川 健「いかにも実戦に現れそうな形で、配置もすっきりしていて、とても気に入りました。手順も緩みが無く、素晴らしいと思います。」 高田 望「今月はあっさり解けました。」 GEDZI「思わず解きたくなる好形ですね!詰め上がりが何となく待宵っぽいのも個人的にはお気に入りです(^^)」 ★「待宵っぽい」には頷きたくなります。 小笠原哲也「好形・好手順で良作。まだこんな形の新作があるのですねと感心」 ★作家的には羨ましい作品。 伊原恒裕「誘手は限られるが、収束への道筋が面白いですね。」 野村孝二「後手の応手が同じに限定されすぎに感じた。」 坂野孔一「5手目13金から32馬で解決」 石原 守「実際にこのような局面がありそうですね。三 が多いです。」 ★3筋、3段目の着手が多かったですね。 アニメおたく「非常に素直な作品ですね。変同の多さは気になりますがこの形では仕方なしでしょうか。」 平本健生「桂馬の守りはずしでした」 山崎良弥「今回は初形が実戦にありそうで、とても好印象でした。初形から角道を通したいとすれば3二銀打は必然で、桂の処理を考えればあとはすぐでした。」 門田和雄「詰将棋トレーニングその1、捨て駒は気持ちよしですね」 亀井慎太郎「43玉と逃げられて駄目だと、瞬間、思ったのですが、53金で、ピッタリでした。 ニッコリ」 吉田真一「実戦でもありそうな形が良いです。詰むのならこうでなければならないという、所謂「必要条件」から手が決まるので考えやすかったように思います。」 カーズィ「1三銀打は同玉で詰まないと読めたため、2三銀打に切り替えたらすぐに解けました。」 中澤秀佳「初手がわかりやすい。」 名越健将「最初、32銀に12玉と逃げてしまいアレレ? 意外な所での詰上り。」 内藤英一郎「消去法でそうは簡単にあらず、最後はやはり直感に頼りました 」 倉田 康「よく出る基本型で殆どの方が瞬殺かと思います。誤答0と予想します。20分かかりました。2分30秒で解けないと初段はない、そんな問題ですが級位者にやさしく作者に敬意を表します。長月朔日」 ★残念ながら誤答1名(持駒の錯覚と思われます)。この方が作者をご存知だったようなので、コメントを掲載できないのが残念でなりません。 あなすい「3三銀 2三玉は2二金まで意外とすんなり解けました」 kabo「こんな美しい実戦形がまだ残っていたのですね。詰将棋らしい手で追いかけていくと詰んでしまいますが、しかし、裏を返せば手筋の玉手箱とも呼べるきれいな手順でもあって、解後感の良い詰将棋でした。」 空蛙「馬が下に一つ引く以外は金銀を打つ手なので、接近戦だと感じました。」 森谷千代夫「玉が狭いので割と簡単に詰みました。最後、金銀の持ち駒だけでどうかという心配もありましたが4五の桂が味噌でした。」 井上泰夫「馬を捨てた後に、広い盤面を良く考慮してから、桂馬の利きが有る所に絞ったのが良かったです。」 山田毅久「金銀を贅沢に散財し、豊かな気持ちになった。」 ★金銀使いの練習問題。 shimacharo「32馬、同玉の局面は持ち駒金金が必要に見え、13金捨ては抵抗があった。解けてしまえば当たり前に見える手順。」 小林常保「初手2三銀は絶対手でした。令和7年9月1日(土)午後10時50分に解答着手→午後10時54分に解く(所要時間 4分)→即日 午後11時13分に解答送信。 」 大沼眞人「スラスラ解けました」 日向野隆弘「4五桂は動かさない方針で、初手2三銀が直観で浮かんだ。詰みまでは必然の流れであるが実戦形式で楽しく解けた。」 實川典正「実戦詰将棋のようですね。」 堀口一雄「どの変化でも13への駒捨てが急所になりますね。難しくはないが楽しい作品でした。10手目は広い方へ逃げる手を作意と見ました。」 ★2手目23同金には13銀、作意には13金。 福島博司「今日も暑い」 松崎一郎「解きたい気持ちを掻き立てられる初形と持駒。」 ひょめにん「4五の桂馬が、盤上の右桂がここまで跳ねてきたものだと想定するなら、実戦風の他の駒の配置も相まって臨場感が増し、味わいも深まる気がします…。3三への守備をそらすために、苦労して1三へ跳ばせた桂が、最後に玉の逃げ道をふさぐ邪魔駒ともなっているところが見事です…。」 黒柳淳之「実戦形で対局している感覚で考えていました。桂が好位置で金・銀の捨て方が気持ちよく、最後は金を奪っての腹金が、いいですね。」 ふーあんこにゅ「残暑厳しい中、こういう実戦形の素朴な(?)作品もいいなと思います。正直、いつになくあっさり解けました。」 渡辺 良「5手目に気づけて、銀と金のならべ詰めにもっていけました。」 大井芳行「持駒の金を捨てて質駒として取った金をトドメに使うのが面白い。」 白石直人「これしかない一手目と三手目を進めると、ああこれは駒取ルートかな、と見え、実際予想通り。」 青江邦正「馬切りが少し指し難い。」 大野芳樹「玉方の桂の利きをはずして、攻め方の桂の利きに駒を打ち込む手順は、考えたくなりますね!」 北畑和美「初手の見つけづらい初型をしているがよく見ると手は限られている。捨て駒がポンポン続くので、解いた後の感触はいい。」 貴棋「詰め上がり可能箇所が5箇所だが、31と21は余詰順があるので、残りの3箇所はどこが正解だろう?」 ★どこでも問題ありませんが、作意はやはり(?)43玉でした。 杉山正一「初手2三銀は打ってみたい手ですね。」 佐藤勇大「テンポ良く捨てて行って爽快。13に桂を跳ねさせたのが最後の詰みにも役立っている。」 井上浩一「初手の銀捨てを1三か2三かで迷いましたが、あとは一直線でした。」 近藤寛己「最後は43玉としたいです」 西村 章「これは瞬殺。実戦型で守りの金をパクるのは頻出ですが、これを知らないと悩みそうですね。」 池田 明「今回は暗算でも解けたと思う。」 松岡利忠「いろいろ打ったら、詰みました。最後はすっきりですね。」 林 茂広「手順を駆使して守備駒を翻弄。こういう問題好きです。」 marsall「10手目はどこに逃げる解答が一番多いのかな。意外性は43だが私の好みは23。」 ★23玉だとすべての駒が詰みに関わっていますね。 renbajinharuhi「攻め方45桂の配置を見ると21桂の無力化が課題に見えました。そう考えると手順が見えてきました。10手目は5択ですが、一番多かったのは41玉ですか?」 中山正夫「前半は持ち駒、捨てまくり。後半は実戦形」 野甚蔵「初手は多分23銀だが、13銀も有力で同桂と取ってしまって罠にはまりかけました。いったん桂をそっぽに跳ねさせておいてからの金取りだし、次の33銀はちょっと打ちにくく、嫌みな駒取りではありません。いいですね!自分も見習って好作品創りたいです。」 島岡俊弥「意外と馬切りが出てこないのかもしれませんね。」 初冠「この初形は解図欲が湧きますね」 宮川忠久「実戦型で取り組みやすい。1三金と捨てる手が成立するのが意外。」 ★この手が手順を引き締めています。 久保貴史「古典の習作にさもあるかのような発見」 三宅周治「32馬の前に13金で45桂の活躍のお膳立てができました。」 市原 誠「実戦で出てきたら、多分、間違えます(冷汗)」 木村 正「王手になる手が限られているので簡単に解けました。」 坂本栄治郎「桂が、意外な脇役だ」 木火「馬と持ち駒の威力を見せつける手順ですね。」 鈴木康弘「攻方5手目の1三金で2一桂を跳ねさせ、3三への利きを減らすのが眼目の1手」 谷澤保平「好手が5手目13金位なので少し寂しい。」 加藤光雄「楽しかった。」 ★作者が喜ぶ一言。 坂口修治「実戦形の好形、手順も手筋良く、詰め上がりも良しで、三拍子揃ってますね。」 土出康弘「初形が美しく、手筋の捨駒連発で解後感も良し。実戦型好作ですね。」 山岸 格「4三玉で逃れかと思って最初から考え直してしまった自分が情けない」 山田 正「10手目は「2三玉」「2一玉」「3一玉」「4一玉」「4三玉」と5通りありますが どれが多かったですか?」 川崎宗男「持ち駒の1枚しかない金を最後まで残しておかずに使ってしまうのが良いですね。」 明石吉光「玉は下段や隅に追い詰めるのが、多くの場合正答となります。1二にいる玉を4三まで引きずり出して仕止める。良く工夫された詰将棋でした。」 黒木雅明「初形は実戦的だが、手順も実戦的だった。」 kentara7「実戦的で最後桂を跳ねさせて馬切りがいかにも筋のいい手に感じました。」 川浜次夫「10手目は5択、どれでも正解?」 治山治水「今回はサービス問題でしたか? 4五桂の顔を立て4三玉と逃げ5三金までの詰みでした。本件即答で解けましたが、本当に正解か心配ですね。」 片岡正人「金を最後に残したくなりますが。。。」 原賀立太郎「持駒4枚のうち3枚が捨駒でした。清涼詰でないのが惜しい」 中村丈志「1三金が意外だった。」 中野 実「今回は飛車と香車だけが登場しませんでした。」 三森 満「流れるような手順で良かったです。」 永澤廣知「適材適所の連打」 堀口真志「馬を切るまでが用意周到」 twd「これを実戦で詰ませられたら、気持ちいいことこの上なさそうです。」 ★自慢の一局。 上谷昌昭「桂馬を跳ねさせてしまえば脆い守備陣。質駒となった金を取って玉頭に銀を打ち込めばあらなんと、どこに逃げても金打ちで詰む。詰め上がりに4三玉を選んだ私は往生際が悪すぎるでしょうか(笑)。」 作田直昭「実績に役立つ問題。心地よい手順でスッキリ感満載。」 伊藤孝志「馬を切って金の入手までの工作手順、☆す・て・き☆。」 小林 衛「たまには このようなスラスラ詰もよいですね」 森田 正「きれいな実戦形で解図欲をそそります。」 浅沼英樹「最後はシンプル。」 永P龍馬「実戦で指したことのありそうな詰み形」 武内洋介「最後まで金銀の特性を生かした小品」 小林理恵「1三金の捨駒がよい。今月(令和7年9月 中村俊明さん出題)は 不正解者は多分ゼロだと思います。」 依田邦久「今回は実戦で出てきそうな初形でした。とっつきやすくサクサク解けました 問題は銀の捨てる順番でした。驚きはありませんが好感の持てる作品でしたね。」 ダウドナ「久々に楽勝でした。半蔵門線・水天宮前〜清澄白河の一駅で詰んだ。間違っていたら熱い!」 大風雅好「贅沢な攻め方。」 大髭康宏「実戦型の好形、同一作のないことを祈る。」 ★事前にある程度のチェックはしていますが、好形作は怖いですね。 小野寺隆「小駒の物量攻め、なんか好きですね。九手めは金が先かも?と一瞬考えてしまいました。(上に逃げられるかと)」 yookee「すっきりとした初形で手を出しました。実践的な手順で、金捨てが好手でした。」 熊谷直樹「10手目は2三玉にするか迷いました。全ての駒が詰みに関係するため。しかし4三玉の詰め上りが美しいのでこちらにしました。」 小川晃生「3か月ぶりに盤使わず脳内で撃破(゚Д゚) 最終手はいろいろありそうですが、43玉が一番多い解答...?」 市橋宗士「金額を駆使する、所謂手筋モノと思われる、が、馬切りの俗手も交えて、鮮やかに詰上げる、がしかし、初形のこの美しさは・・・溜息しかでない・・・ 実戦の中で似た局面が現れたのでしょうか、「御言葉」をお聞かせください・・・」 作者「深い変化ないですが形だけはいいかなと思っています」 北町奉行「21桂を13に動かせば33に利かなくなることと、22金をわざわざ32に動かしてから取る組み合わせがなかなか浮かばずまた解くのに時間がかかってしまいました。」 川端 潤「きれいな小品。類作がないといいですね。」 稲月健一「自然な初形から自然な手順。収束が決まればなお良し、でしたが。」 原田雄二「5手目13金が難しかった。」 伯井清行「連続 捨て駒で詰将棋らしい格好が付いた。」 渥美雅之「45桂の利きを活かして、33銀、43王として53金で詰め上げるのは見事です。」 本多「読みやすかったです。」 あるる「実戦形なので考えやすい。」 村井大士「解きやすかったですし、実戦的でした!」 友沢友春「4段目の歩が実戦的と思います。」 ★実戦ぽさはいろいろなところに現れています。45桂もそのひとつ。 河村浩人「初手13銀は同玉で詰まない。10手目玉がどこへ逃げても金打ちで詰み。5手目の金捨てが効いている。」 はまち「持ち駒豊富で実戦形というのが非常に良かったです!!」 らじかる「解きたくなる実戦形でした。」 おち「easy」 長谷川和久「初手は銀打ちだろうが13か23か?」 松本 繁「守備駒の桂馬をそっぽにいかせるのがポイントでした。わりとわかりやすかったです。」 佐々木昭則「初手23銀か13銀かで迷いました^^; 金と銀の連携で、玉を孤立させていく。流れるような手順で、良作です^^」 眞壁朝春「最後、一瞬だけ逃したと思ってドキッとしました。安定の質駒ですね。実戦的で良かったです。」 河田「金は取っておくのかと思ってしまいます」 ★タイミングだけが問題。 浜野乙三「連捨て、気持ち良し」 坂野 均「なけなしの金は捨てても、直ぐ側に落ちていた。」 吉野松樹「最後、大海に逃げられそうだが金銀桂のコンビネーションでしっかり捕まっている。」 佐々木一範「シンプルで解きやすかった。」 青山良秀「桂を13へ跳ねさせれば解決。最終手5通りはかなり珍しいのではないですか?」 占魚亭「32銀〜13金が3手一組の決め手。」 RINTARO「掘り出し物。」 【当選者発表】 ■お一人様で何通もの解答を送られた場合、もっとも先に届いたもののみ有効とします。また、お名前(ハンドルネーム)は必ず記載してください。記載のなかった場合、メールアドレスの最初の部分(「@」の直前)の一部を掲載させていただきす。お名前、アドレスともに記載のない場合は、短評のみ掲載し、正解者リスト掲載や抽選からは除外いたします。悪しからずご了承ください。 ■詰パラ最新号を5名様に進呈いたします(定期購読者の方は誌代1ヵ月分入帖)。 ■解答時にメールアドレスを記載された方には、発送先をお尋ねするメールを送りますので、折り返し必要事項をお知らせください。 ■当選者はこちらの皆様です! 当選者……高田 望さん、依田邦久さん、日向野隆弘さん、おちさん、小野寺隆さん ■おめでとうございます(^-^) 【正解者(変則五十音順、敬称略)】
|
||||||||||||||||||||||||||||
![]() |