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【作者】杉田 透 【正解】24龍、23桂打、12飛成、同玉、13龍、21玉、12龍、同玉、24桂、22玉、32歩成まで11手。 【解答数】147名→誤解12名 ★使用駒は飛桂歩のみで、手の出しやすい初形です。飛龍の活用を考えれば簡単に詰みそうですが……。 ★初手25龍は、龍が玉から離れているので詰みません。24龍と入って応手を問います。合駒から検討してみると、(1)22香合は12飛成、同玉、13歩成以下。(2)22角合は同龍、同玉、34桂、31玉、11飛成以下。(3)23香合は同飛成、同桂、同龍、11玉、12香まで。よって、合駒をするなら23桂打が最善と分かります。もうひとつ考えなければいけないのが、(4)31玉です。これには11飛成、42玉、22龍引とし、桂2枚の連打で早詰。左に追う手順だけに読みにくかったのではないでしょうか。以上のことから2手目23桂打(合)が確定しました。なお、「23桂」のみだと11桂を跳ねることになるので誤答です。ご注意を。 ★3手目23飛成は同桂、同龍、11玉で、持駒が桂だけでは詰みません。12飛成、同玉、13歩成としても、芳しくありません。ここで発想の転換が必要。飛龍に頼るしかないという思い込みを捨てることができるかどうか、これが本作を解く鍵でした。4手後の局面、24龍がなければ簡単な3手詰です。そこで5手目13龍から12龍として、龍をきれいに消し去ります。 ★合駒の桂をすり抜けるような龍の動きは妙味抜群。手のつけやすい初形に、十分な変化が備えられており、好評を得ました。 ◆「トップページ懸賞詰将棋」現在の在庫4作(2023年6月以降未定)です。皆様のご投稿をお待ちしております。 ◆作品投稿はこちらから→【投稿フォーム】 (連絡可能な電子メールアドレスが記載されている作品には、必ずこちらから採否をお伝えする返信メールをお送りしています。投稿から1ヶ月以上経過しても返信がない場合、電子メールアドレスの入力ミスや管理人怠慢の恐れがあります。管理人宛のメールにてご連絡ください。) 今野盛基「22と23の地点に飛と歩以外の合駒検証。」 アニメおたく「2手目31玉の変化が一瞬わからなくなりました。大事なはずの龍が途中で邪魔駒になるのが詰将棋の醍醐味ですね。」 ★2手目31玉は詰まないと即断しそうな変化。 西村 章「香合は同飛成で詰んで12飛成では詰まず、桂合は同飛成では詰まず12飛成で詰むという対比が面白いと思いました。」 RINTARO「完璧な作品。こういう作品は好きですね。」 伊原恒裕「途中から邪魔駒消去が発生、ユーモア感あり。AIが価値判定するようになったら、この手順の妙味をどう見るの、と思います。」 トマト使いめりるりら「序盤の変化、終盤の竜捨て、先月に続き解答者数が心配になるほどのナイス問題!」 石原 守「持ち駒は少ないし攻め駒は重複して混雑していて考えにくかったです。歩合いさせないように龍が斜めに動いていって最後2枚の飛車がなくなるとは思っていませんでした。」 ★大駒を大事にする人には解けない作品。 白石直人「初手があまりいい気分がしないが、選択肢が少ないので絞り込めた。合駒は同竜→1二飛成→2四桂で詰まないものを考えると桂になる(角合は同竜→4三角か)」 小林常保「2手目に「2三歩合」としたいが二歩でできないのがよい(玉方2五歩の配置の意味がわかりました) 令和4年12月1日(木)午後0時17分に解答に着手→同日 午後0時55分に解く→即日の午後1時10分に解答送信」 高橋昌之「しのぎ問題。龍の道はジグザグドリブル。」 野村孝二「▲2四桂を実現するための龍の押し売りがポイント」 山路大輔「飛車が二枚とも消えるのは驚きです。簡素な初形も好印象。」 神品和男「用事が終わると、竜がいらない子に。」 ★桂を出現させただけでした。 あなすい「桂限定合駒問題。合駒せず3一からの逃走ルートは2枚の桂馬で9手詰み。良問でした。」 南里憲司「貧乏図式。竜を敵陣にどんどん迫り潜らせる」 原岡和生「33の歩が輝いて見えました。限定合も含め飛桂歩だけで、美しいと思いました。今年は一年、休まずに出せたようです。管理人様、皆様、良いお年をお迎え下さい。(あ、この感想がアップされるときは既に新年ですね。みなさま、併せて新春のご挨拶をも申し上げます。)」 井上泰夫「最初に大きな駒で攻めてから、綺麗に詰ますように龍を活用して最後に頭から終わるようにしたのが良かったです。2023年もよろしくお願いいたします。」 市原 誠「大駒2枚の押し売り、最高の商売ですね!!!」 空蛙「2四に桂の打ち場所を作るのに飛車と竜を順番に1二に捨てるところが「倉庫番」を思い起こさせます。2三桂を取ったり、初手に2五竜の歩を取ったりすると、1一玉対2三竜の形になって桂と歩がいくらあってもどうしようもなくなってしまうのですね。」 内藤英一郎「まあ何となく初手は分かるが、その後の紛れ大変でした。ちょっといいのかなこれで。しかし龍飛車ともに捨てるとはすごいの一言。」 坂野孔一「2手目は22角合かと思った。」 ★意外と長い変化ですが、持駒が余って割り切れています。 北原幹久「正直、この詰将棋作品はすごいと思った。シンプルな配置図、しかも貧乏図式の戦力の薄さを、巧妙な手順で解きほぐしていく詰めの味を堪能できた。1二飛成からの筋が最初の一目だが、やはり足りぬ。2五歩があったので、初手は歩合をさせない2四龍だと思った。2二銀・角合は早詰、となれば2三桂打合が最善と思っているうちに、パッと雷の如く詰みに至った。初手に入った2四龍が邪魔駒になる伏線と、1二龍の意外性のある決め手が清々しい。好作品である。」 茅野貴裕「桂馬を打たせてからの竜の刷り込みがきれい。」 山田毅久「狭い右上の清貧図式で、強力な飛車を二枚とも捨てる順が成立するとは素晴らしい。」 ★飛龍よりも桂1枚。 大野芳樹「桂を合駒させてから飛成捨て龍も捨てて、桂頭の桂が止めになりますね。今年も一年間ありがとうございました!」 野甚蔵「中合いの桂を素通りして、飛車と龍を消去する趣向的な手順は、軽快で楽しいと思います。間違いなく好作品ですが、2手目に角合いがやや煩雑な変化になるので、すっきりした本手順に対して少し違和感もあります。難しくせずに、変化を簡略にしてもよかったのでは?」 ★下の宮田七段の案がありますね。 カーズィ「今回は、第一感で間駒問題だとわかりましたので、割合早く解けました。桂馬を交わしながら、龍が入り込む手順が面白かったです。」 大井芳行「2手目に2三角合とすると同龍 同桂 同飛成 1一玉 2二角 2一玉 3二歩成 まで9手詰で桂2枚余るがとなるが この変化手順も面白い。」 山椒魚「連続で龍捨てが面白い」 久保貴史「龍が次々と上から滴ってくる。退治すると上から網を被せられ御用となる」 小寺淳人「合駒限定後の竜の押し売りが面白いと思いました。」 宮田敦史「出来れば13龍にしたいが簡素で良い。」 ★飛にすることで生じる変化は、作者としては捨て難い? あいうえお「すべての変化を読んだわけではありませんが、2手目△2三桂打に3手目▲同飛成では△同桂▲同龍に△1一玉で詰まないと思います。ということで、「合駒をかわします」というヒントも考え合わせて、一番面白い手順が解答だろうと考えました。」 黒柳淳之「令和4年の最後の問題。2三に桂合をさせてからの、二枚の飛・龍を軽妙に捨てるのが、スッキリとした図式と合致して、とても気持ちが良いですね。ありがとうございました。」 川端 潤「12飛成同玉24桂と打ちたいが23玉で困る。そこで24龍を発見。あれ、こんどは24桂が打てない。芋づる式に詰手順がつながる。」 renbajinharuhi「初手12飛成が目につくが同玉、13歩成、21玉でが続かない。従って24竜だが、なんと桂以外の合駒(歩は二歩で打てない)では簡単に詰む。あとは二枚の飛車(竜)捨てとぜいたくな捨て駒で収束。2手目31玉に悩んだが、11飛成、42玉、22竜引、53玉に65桂、63玉、75桂まで9手詰の変化のほうが壮大に感じた。」 堀口一雄「滑り込むような龍の動きが気持ち良いですね。23桂合で詰むのは解けましたが、22角合で考えてしまいました。(取って簡単でしたね)」 北畑和美「竜2枚より桂1枚の方が大事だとは! 意外性が楽しい。」 ★詰将棋らしい損得計算。 池田 明「2手目に3一玉と逃げれば 3二歩成 同玉 3三飛成 4一玉 4四龍右 5二玉(または5一玉) 4二龍上がる 6一玉 3一龍右まで11手詰 桂余りとなりますが この変化手順の方が本手順より難しいですネ!。」 青江邦正「面倒な変化を乗り越えると軽快な手順。」 原田雄二「本年も12問全て解答できました。」 ふーあんこにゅ「歩、桂馬、飛車しか出てこない見た目の美しさと、飛車が2枚とも消えるという手順の意外さ。これは芸術品ですね。(ちなみに2手目合駒せず3一にかわしたときの詰み手順が我ながら微妙に怪しいのですが・・・)」 うーまん「飛車を2回捨てるのが詰将棋らしい。」 吉田真一「強力な飛車も龍も協力し、桂の為に自ら消えゆく。あっていますか?」 松田悠吾「龍が邪魔駒になるとは。」 三森 満「変化がやっかいでした。飛竜の渋滞を解消して桂歩で詰ますのがおもしろい。」 S.Kimura「同じ位置で龍を2枚とも捨てるとは思いませんでした.」 亀井慎太郎「ヒントを観て、再考しました。23の合駒の時は、只、取ればと思ったら、11玉に行かれると駄目なんですね。22合駒の時は、角で悩みましたが、早く詰む手順があったので、この地点の合駒はないなと。前回の流れの場合、多分、早く詰める手順があるんでしょうね。次回の正解発表の時に教えてください。」 aosagi「2回1二で飛(龍)を捨てるのが斬新だと感じました。」 安井 進「かっけーな 竜の押し売り 二連発」 武内洋介「いきなりの合駒打診が少し盲点でした」 木村 正「2手目の2三桂打を同龍とすれば以下 同桂 同飛成 1一玉と逃げられて詰まないが この紛れもよい2三の地点ですが桂以外の角 金 銀 香の合駒は早詰になります。歩合は二歩そして飛合は品切れで不可ですネ。」 高田 望「2手目の応手が色々あり苦戦しました。23桂打以降は気持ちの良い手順でした。」 片山 知「先ほど送信した解答ですが、最終手の誤りに気づきました。認められる場合、上記手順にて受け付けて頂きたく、よろしくお願いします。」 ★期間中であれば再解答可能です。 三宅周治「2枚の竜を捨てて24桂を実現する手順がうまい。」 marsall「初手24龍で壁を作った後、すぐに邪魔駒になってしまうところが面白い。2手目31玉の変化の飛車2枚協力するところもいい。」 山田 正「1二飛成ならびに1二龍の飛車と龍の2枚の連続捨駒が詰将棋らしいですネ!」 近藤寛己「22角合として、てこずりました。ヒントが迷路の入口でした。」 黒木雅明「攻め方、駒取りが無く捨て駒のみの変わった詰将棋」 ★駒取りがないのは嬉しいことです。 ダウドナ「これはパズル的で面白い作品。最初、24竜に22角合ばかり考えてしまいました。角合でも、竜を切れば詰みなのですね。」 川崎宗男「作意手順はユーモラスで面白いですし、2手目3一玉と2ニ角の駒余りの変化も素晴らしいです。」 坂本栄治郎「飛と龍が、邪魔駒とは面白い」 川浜次夫「前回の感想に“2局解いた気分”とありましたが、今回は3局分楽しめました。(2手目本題のほかに、3一玉と逃げた場合、2二角と合駒した場合です)」 原賀立太郎「今回の作品は貧乏図式になりますか? 仮に途中で合駒として金合か銀合が発生すれば貧乏図式にはなりませんか?」 ★初形のみが判断対象かと。 友沢友春「龍の動きが面白いですね。」 田中 博「@24桂の実現が本旨だがすぐ12飛成〜24桂は23玉〜34玉と脱出。A初手24龍に31玉と逃げたら詰まなそう。B23桂打に同飛成同桂同龍でも詰みそう11玉のとき王手がかからない。C2手目は合駒問題だが23合と22合がありそれぞれ駒種を要検討。」 中野 実「2三桂打さえ発見すれば後は簡単なスラスラ詰でした。」 片平冨二夫「2三の合い駒は同飛成と取って簡単に詰みと思い込んでしまい、2二の合い駒ばかり考え、余詰みがあると悩みましたが、1一への逃げ場所を発見した後は一直線でした。」 杉山正一「まさか,竜まで捨てると思わなかった。それにより、持駒の桂を足場に使って詰ます。」 小林 衛「初手で「2五龍」と歩を取ってしまうと 今度は二歩にならないので2三歩合とされて詰まなくなるのも作品の価値があります。ただし3一玉と逃げれば もともと詰みません。」 上谷昌昭「2二か2三のどちらに何を合駒させるかの問題。そのあとは桂馬を打つ場所の確保のため2枚の大駒をばっさり処分。詰め上がりには玉以外歩と桂馬だけになっちゃうんですね。」 ★桂歩のみの詰上りはかなり珍しいかも? 治山治水「最強の龍と飛車を同じ位置で消す形は珍しく良き問題でした。また、詰め上がりは桂と、と金の構図で大変で良かったです。」 本多「同じ場所に飛車2枚捨てるのが面白かったです。」 twd「1二に玉を誘い込んで2四に桂馬を打つ筋は見たことがありますが、2度にわたって1二で龍を捨てる筋は派手ですね。」 浅沼英樹「2五歩がヒント」 松岡利忠「詰め将棋は、形ですね。」 kentara7「桂合いに普通に取ると1一玉でギリギリ寄らない形が感動しました。」 小林理恵「初形で 「詰方1三飛」の配置ですが「1三龍」の配置でも余詰が発生しませんか?もし余詰が発生するようでしたら その余詰手順を参考のため結果発表に掲載してください。初手で2四龍と移動した駒(龍)が のちに邪魔駒として消去されるのも詰将棋らしいですネ!」 林 茂広「龍が狭いところに潜り込んでいった。」 松崎一郎「収束のイメージが掴めなかったが、二手目の応手23桂打合で浮かんできた。」 りらっくす「初手は一択ですが2手目の選択が広く、なにより作意が面白すぎます。」 森田 正「24に活用した龍が、桂合をされた後に邪魔駒になるのが面白い。移動合の表記は23桂なので、23桂打は23桂打合でなく23桂合で良い?」 ★「合」「打」「打合」「合打」……、とにかく「23桂」と差別化できていればOKです。 小川晃生「今回はヒントに助けられました・・・が、玉方25歩を見て合駒二歩禁のヒントを見破れないようではまだまだ・・・最後は21玉、22玉どちらでも詰むと思いますが、流れからして21ですかね(^^;)」 豊田英弘「合駒をむしり取ると▽1一玉で詰まないのが不思議です。詰筋が見えたときは「そういうことか!」と声が出ました。」 坂山 徹「先月は、解く時間がなく出来なかった。今月は年の締めとしても解きたくてしょうがなかった。解けてひと安心ですよ。」 市橋宗士「「桂合を躱す 飛竜の妙手あり」ヒント通り何とか詰みました、同じ場所に捨てるという反復性は「作家・作者」の方はどれほど意識されているのでしょうか、今回も「作者」の御言葉があれば、お聞かせください。解説、皆さんの感想も毎回楽しく読ませて頂いております、今年もどうぞよろしくお願い致します。」 作者「収束の24桂以下の手順からの逆算で、24龍の邪魔駒消去をテーマに考えましたが、うまく23桂を合駒で実現できました。飛車と龍を捨てるので、爽快感があるのではないでしょうか。」 村井大士「今年のラスボス。一間龍かなと思ったら、飛車と龍でじりじり迫っていき、意外性がありました。詰将棋作れる人はスゴイと改めて感じました。」 佐藤勇大「飛車の押し売りが気持ちいい。3手目あえて桂馬を取らずに11を塞いでおくのがポイントなんですね。」 堀口真志「桂をどこに打つのだろうと考えて、龍が邪魔駒になっているのに気づきました。」 荻原和彦「好形の貧乏図式でつかみはOK。初手は▲24龍の打診から入る。応手は11種類あり、順次調べていけば△23桂打が最善の受けと判る。だがこれも邪魔駒消去で詰む形。大駒連捨から▲24桂が実に気持ち良い。本作は初〜中級向け好短編。合駒選択が苦手な方でも大丈夫そう。」 θ「紛れ不足だが面白い飛車捨てのルフラン。」 片岡正人「合駒が色々考えられて面白かった」 宇貞光明「初手がポイント。2手目の23桂打合が玉方の最善の対応。2手目の変化31玉が読み切れば、後は容易である。」 佐々木一範「合駒は2二、2三といろいろありますが、桂馬以外は大体取る手が早くなるんですね。一応1年間完走できたのかな?」 ★お疲れさまでした。末尾に年間全題正解者を掲載! 貴棋「合駒が退路封鎖駒になり、合駒を発生させた龍が邪魔駒となっている。不思議な詰将棋。飛車2枚を同じルートで捨てるのも面白い。合駒に同飛車成、同桂、同龍に11玉と耐える変化が際どい」 岡田浩明「龍と飛車が玉に吸い込まれていくようで、面白いです。」 kabo「師走の忙しさに月が替わったのを失念していました。貧乏図式で、脱出路を封じさせる合駒を打たせた瞬間に邪魔駒となる龍の解消が良いですね。良いお年をお迎え下さい。」 さんちゃご「玉方2五歩の存在に「合駒の発生」を予感する。「歩合→打ち歩詰め」を避けるための配置(2五歩)なのだから、合駒は角か桂のどちらかで、試行錯誤して桂馬に決定。そこまでは良かったが、その後の飛・龍の捨て方がなかなか見えなかった。今年一年、ありがとうございました。」 渥美雅之「24竜に23桂打を強要して、飛と竜は捨てる、邪魔駒を捌き24桂とすれば詰め上がり、面白いです。」 谷澤保平「24竜で桂合を発生させ、桂馬の特性を利用したパズル的な飛車捨て、竜捨てが面白い。」 小野寺隆「最初は2四竜3一玉3ニ歩成同玉3三竜4一玉1一飛成…の11手詰めと考えましたが、詰将棋らしくないなと思い直して3ニ歩成が要らないことに何とか気づきました。2三の合駒は桂(と歩)合い以外は取って詰むんですね。」 風みどり「23桂打で予想通りの展開。とても素晴らしい。2手目22角合で11飛成に気づかず17手駒余りで詰ましていました。」 ★歩の邪魔駒消去のような手順でしょうか。そういうところから何かが生まれますよね。 坂野 均「24桂、32との詰上がりが浮かぶだけに、初手24龍には少しためらいがあった。」 吉野松樹「初手で指した24竜が後で邪魔駒になるということですね。」 實川典正「桂馬を打つために飛車を連続で捨てるなんて、しびれちゃいました!」 荘山「24龍に対する合駒が、23では同飛成で無駄とうっかり勘違いして、22での合駒ばかり読んでいましたが、ふと23桂打で同飛成は不詰が分かり解決。実戦ならきっと勘違いしていたでしょうね。」 北町奉行「2手目に31玉だと、32歩成、同玉、33飛成以下、どうしても13手詰になるので考えていたら、32歩成ではなく11飛成から22龍とすれば2枚の桂で詰むとわかるまで時間がかかりました。でもこの変化の方がすごい詰み形になりますね。今年もありがとうございました。」 宮川忠久「飛車を捨てていく手順が爽快。」 長谷川和久「2手目の応手が幅広く大変でした。」 佐々木昭則「飛や龍のどちらかを残す手順ばかり考えていて、紛糾しました^^;合駒請求の問題なのですね。合駒で打たせた桂で、玉の退路を断ち、2枚の飛車を捨てて、桂と歩の小駒だけで詰ましました。鮮やかです^^」 占魚亭「同地点に捨てる味がいい。」 小林 理「2枚の飛車が雨滴のように消えていくのが美しい。」 松本 繁「桂馬打ちで嫌なことを思い出しましたが、11の桂馬をそのままにしておくのがうまい手順でした。来年は全問正解を目指して頑張ります。」 ★「嫌なこと」が気になりました(^^; Jim Tan「Nice, tough puzzle. Lots of blocking combinations that have interesting lines. Thank you and pls keep up the good work!」 ひろてん「初手2四龍は3一玉で広そうに見えたので一見やりにくかったです。年末なので寅(飛車)からピョンピョン跳ねる卯(桂馬)にバトンタッチも狙いのうちでしょうか?」 田口 亮「懸賞詰将棋の作者や管理人の方々、今年もお疲れさまでした。また来年もよろしくお願いいたします。」 池田秀三「初手はほぼ24龍しかなく、23桂合も割合簡単に定められたが、12飛成以下の手順はなかなか見えなかった。飛と桂と歩だけで見事な作図と感心した。二手目31玉の変化も思ったより大変で、本作に奥行きを与えている。」 岡山 忍「飛・龍の只捨ては意外でした。Try everyday!--12/19--飛不成、角合、良かったです。」 早田弘之「只より高いものは無いのでヒントを見た瞬間25龍は除外した 2筋に歩が打てると詰まないので」 青山良秀「合駒は何か。桂合と決まれば詰筋は見えるが、その為に必要な手順とはいえ飛車の連続捨ては好感触。」 ds竹「啄木鳥」 ★超短評、楽しませてもらっています。 【当選者発表】 ■お一人様で何通もの解答を送られた場合、もっとも先に届いたもののみ有効とします。また、お名前(ハンドルネーム)は必ず記載してください。記載のなかった場合、メールアドレスの最初の部分(「@」の直前)の一部を掲載させていただきす。お名前、アドレスともに記載のない場合は、短評のみ掲載し、正解者リスト掲載や抽選からは除外いたします。悪しからずご了承ください。 ■詰パラ最新号を5名様に進呈いたします(定期購読者の方は誌代1ヵ月分入帖)。 ■解答時にメールアドレスを記載された方には、発送先をお尋ねするメールを送りますので、折り返し必要事項をお知らせください。 ■当選者はこちらの皆様です! 当選者……岡山 忍さん、武内洋介さん、坂野孔一さん、twdさん、杉山正一さん ■おめでとうございます(^-^) 【正解者(変則五十音順、敬称略)】
【2022年度全題正解者】(67名)お疲れさまでした! aosagi■kabo■renbajinharuhi■RINTARO■ あいうえお■さんちゃご■そらお■ひいくん■ ダウドナ■トマト使いめりるりら■ 青山良秀■浅沼英樹■池田 明■池田秀三■石原 守■市原 誠■井上泰夫■伊原恒裕■大井芳行■大野芳樹■岡田浩明■岡山 忍■小川晃生■ 片平冨二夫■上谷昌昭■川端 潤■川浜次夫■北畑和美■北町奉行■木村真二■木村 正■黒木雅明■黒柳淳之■桑原英明■神品和男■小林常保■小林 衛■小林理恵■今野盛基■ 坂野孔一■佐々木一範■佐藤勇大■占魚亭■空蛙■ 高田 望■野甚蔵■高橋昌之■田口 亮■友沢友春■ 内藤英一郎■中野 実■西村 章■ 長谷川和久■原岡和生■原賀立太郎■原田雄二■堀口一雄■ 松岡利忠■南里憲司■三森 満■宮田敦史■村井大士■森田 正■ 安井 進■山田毅久■山田 正■吉田真一■ |
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