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第3問:初入選 新居浜市 たくぼん 作 (誤0無4)

63香成、同玉、64銀、62玉、A63銀生、同玉、64飛、72玉、73銀、81玉、61飛成、92玉、91龍、同玉、82銀成迄15手。

A5手目63銀成も成立。以下51玉、21飛、41銀、62銀、42玉、41飛成、同玉、32銀、42玉、53銀成、同香、43歩以下。15手解の中でも5手目成と不成の選択は半々。いずれも正解扱い。

盤上角香歩のみと統一感のある初形で、守備力も大したことがないためか手が出しやすいですね。拠点にしておきたい62歩が邪魔駒というのは心地よい謎解きだと思います。

★2番の田利さんとともに半期賞作家であるたくぼんさん、「旧作をひっぱりだして…」とのことですが、今度は新作を期待しています!

高橋耕之介―63香成はまずこうやってみたくなるが、62歩も邪魔駒だった。あとも軽くていいですね。

明石顕治―変化に備え銀不成。

今川健一―徹底した邪魔駒消去の作品。こういう手筋作品は一目で解けて気分が良いです。

和田裕之―ジャマ駒かー!

原田清実―5手目は非限定ですよね? ちょっともったいない。

武田静山―前号で詰将棋規約が載っていましたが、解答者の注意義務違反の判断について迷っています。この問題にしても63銀生で成として、以下(略)21手で詰めた場合やはり注意義務違反となるのでしょうか。小生、現在の所、楽しむ詰将棋を求めていますが、将来、詰将棋学校の上位を狙うとすればかなり悩まされそうです。

千葉等―5手目銀不成が好手。駒の捌き方が見事。

白石連太郎―初入選らしさも窺えるが、打ち換えのテーマもしっかりしていて銀不成の押し売りのおまけまでついて、爽やかな印象の作品。

天津包子―初入選おめでとう。上出来です。

池田俊哉―右側の配置がなければもう少しまとまるように思うが。

凡骨生―62歩の邪魔駒を消す為に64香→銀の打ち換えから63銀生が鋭い手。

加賀孝志―形は重いが駒の捌きはよい。楽しめる作。

石井豊―5手目63銀不成が手順の内容を盛り上げている。

東京農業大学第三高校将棋部―62歩の消去が要。

杉本岳大―砦に見える62の歩も邪魔駒だったとは。一つ一つ駒を消していくのがイモヅルみたいで楽しかった(?)。

せがさ淡四郎―一見して62歩は、邪魔駒と解る。61飛成から91龍は軽快だが、もう少し紛れがほしい。

中村悟一―62歩の邪魔駒消去。飛捨てもばっちり決まって爽快な作品だと思います。

佐藤孝信―曲詰のような初形だが、あぶり出しではなかった。手順はごく率直。五手目、銀《成》でも詰む(51玉、62銀打、42玉、53銀成以下)ようです。

作者―5手目が非限定とは……。この作品の中核となる部分だけに、解答者の皆さんには申し訳ありませんでしたという気持ちでいっぱいです。許してください。10年くらい前に創った作品なのですが、歩を取る手は、読んでませんでした。2000年そうそう、こけてしまいましたが第2回作品展では、新作で頑張ります。(修正図はぼちぼち考えて、私のホームページに掲載します。)

 

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