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第4問:入選4回 東京都 増田直樹 作 (誤18無18)

44角、イ33金、34桂、32玉、42桂成、ロ同玉、53金、32玉、43銀、21玉、22銀、同玉、33角成、同玉、34金、22玉、14桂、13玉、24金打、12玉、23金、21玉、22桂成迄23手

イで飛合は23銀、同玉、24銀、同玉、16桂、25玉、26金、34玉、35金、43玉、53金、32玉、33角成、同玉、43飛以下2手長駒余り。角合は34桂、23玉、15桂、同角、22桂成、14玉、24金、同玉、35金、13玉、14銀、同玉、23銀、13玉、12成桂以下21手。

ロ22玉は13銀、同玉、25桂、14玉、15金、23玉、24銀以下。23玉は32銀、14玉、23銀打、同金、同銀生、同玉、15桂、14玉、13金、同玉、35角以下同手数駒余り。

★見た目のインパクトは今回の作品展中随一。裸玉の宿命ではありますが、合駒の絡む手順は複雑難解となっています。

☆誤解者は主に2手目の合駒(銀合、角合など)と6手目の逃げ方(22玉や23玉)に集中しました。結局正解者は作意解7名+飛合25手駒余り解1名の合計8名のみとなりました。

岩谷良雄―とても作意とは思えないが、ともかく長い手順を書いてみました。

高橋耕之介―ヒントを見て初手から44角33金合と決めて他の手は読まなかった。こういうのは全く苦手です。

久後生歩―2手目の合駒選択に苦しめられる。やっとのことですべての詰みを確認したが、解後感はよくない。裸玉とは一体何なのだろう。

明石顕治―裸玉リスト掲載乞。

★スペースが全然なかったですね(^^;

作者―変化紛れの煩わしさが嫌われたようで、残念です。解答者の短評を総合すると、44角、33角合の局面で出題した方がまだ評価上ましだったようで、作家サイドから見ると複雑な心境です。

★合駒読みを苦にしない作者の作風は小沢正広氏に通じていて、貴重なものだと思います。まさに解答者との力比べといった趣ですが、これからどのような作品が発表されるのでしょうか?

 

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