> サイト一覧 > 詰将棋を解く > 第1回ホームページ作品展 / 第5問
 

第5問:入選61回 東京都 小泉 潔 作 (誤3無9)

56金、35玉、44角、24玉、33角成、13玉、14歩、同玉、23銀、13玉、22馬、24玉、34銀成、同玉、33馬、35玉、62角成、イ53銀打、同馬、同銀、「44銀、同銀、同馬、24玉、33角成、13玉、14歩、同玉、23銀、13玉、22馬、24玉、34銀成、同玉、33馬、35玉(この手順を「A」とする)」、65飛成、ロ55銀打、同龍、同銀右、「A」、75飛、ハ55銀打、同飛、同銀、「A」、45金、同玉、44馬迄79手

イロハいずれも金桂合は取って打てば詰み。香は品切れ。

★今回のトリは看寿賞作家である小泉さん。

★右上部での小気味良い駒繰りと、飛角の王手による銀入手を融合させれば、はい出来上がり。成香を含めた4香配置がやや気になりますが、それでもあっけないほど気持ちいい収束が「やさしいパズル」ということを主張しているようで、楽しくなってきますね!

高橋耕之介―33角成(馬)〜24玉、20手のくり返し手順は楽しい。詰上り図も鮮やかです。香合防止の香の配置が一寸したキズですが、仕方ないんでしょうかね。

久後生歩―これが一番易しかったかな。

明石顕治―銀が躍動の好趣向。

今川健一―銀ハガシ趣向ですが、奪った銀を上手に消化しています。詰め始めたら止まらない。一気に最後まで突っ走る、長距離ランナーでグランドを回る気分です。

和田裕之―うおー!ハガシとは思わなんだ。

原田清実―不規則な手順が入るのにシンプルな舞台装置で表現できたところが素晴らしい。

武田静山―初形から想像できない駒繰りが楽しめた。二番、四番を投了しているので、いっそう、こういう作品に出会うと胸がときめかされる。

白石連太郎―難しそうに見えるが、狙いがわかれば楽しい楽しい趣向作。

天津包子―面白い趣向作でした。

池田俊哉―はがしに銀合が加わった分、立体的な手順になった感じ。

凡骨生―易しいながら歩打銀打銀捌きのリフレインが心休まる手順。

佐藤昭次―解けることは解けたのですが……。

加賀孝志―銀と歩のコンビ、駒を捌きながらの詰上り。リズムを感じ旨いものと感心。

石井豊―大駒と銀の攻防は見応えあり。

小林徹―初めはえっと思う。しかしワンサイクルが判明すれば後は流れるような手順。

塚越良美―銀ハガシ趣向だった。

竹ヶ原―解くのに1時間かかりました。もっと早く解けるようになりたいです。3手目は53角と思って解いていたのですが24玉で詰まないんですね。銀を取ってはそれを使って守りの銀が減っていくのが面白かったです。長手数の詰将棋に興味があります。またよろしくお願いします。

東京農業大学第三高校将棋部―趣向詰でなければこんな長手順の詰将棋は解答できませんでした。繰り返しが楽しく気分よく解答できました。

中村悟一―最初の方、手が続きにくそうで悩みました。小泉さんの作品は手が切れそうで切れず、うまくつながりますね。剥がしの趣向、楽しいです。

佐藤孝信―長編を解くのは稀で、よしあしを秤量する知識はないのですが、なかなか楽しめました。43手目、75飛の手順前後は、55角合で逃れていますか。

作者―みなさん,お元気ですか。私はあいかわらず詰将棋で遊んでいます。この作品で楽しんでいただけたら、嬉しいです。

 

このページのトップへ