/ メモ
 

2006/12/20:
ミクロコスモスの結果稿再生計画が終了しました。
お楽しみください(^-^)

そして、ようやく年賀詰が完成しました。賀状用とウェブ用の2作に加えて、アマレン用も曲詰ということで計3作。苦労しましたが、まあわりと良い出来ではないかと作者としては思うわけです。


2006/12/12:
12月号で添川公司氏作「新桃花源」の結果稿を掲載しました。史上2作目の千手超えということで、非常に歴史的価値の高い作品と言えるでしょう。橋本孝治氏による解説も分かりやすく、20頁のボリュームは満足していただけたかと思います。

さて、最長手数作品といえば、言わずもがなの橋本孝治氏作「ミクロコスモス」。
図面や手順は、看寿賞作品集や橋本孝治氏のサイトで参照することができます。しかし実際に詰パラ発表時の結果稿を読もうと思うと、最近の読者にはなかなか難しいもの。わたしも、ごく最近までお目にかかることができませんでした。
そこで、「新桃花源」記念連動企画?のようなおもむきで、ミクロコスモスの結果稿をWeb上で公開することになりました。
桔梗(角建逸)氏の解説、ミクロコスモスに立ち向かった解答者の短評などを近日中に公開しますので、当時の熱気をお楽しみください。


2006/12/6:
短編コンクールのメール解答を、解説担当冬眠蛙氏のご好意で受け付けていただけることになりました。
全60題、総手数540手の難関に、果敢なる挑戦をお待ちしております。

また、来年度の大道棋教室の新担当あっちゃん氏のご好意で、解答・投稿ともにメールを受け付けていただけることになりました。

いずれも、多数のご参加をお待ちしております(^-^)


2006/11/27:
最新情報でも書きましたが、今回の短コンは60題という過去最大級!?の作品数となりました。2割つぶれてこれだけ残ったのですから、おそろしいことです。いろいろな負担を考えると題数制限も考えられるところですが、削るとなるとどれを削っても作者に申し訳ない……悩ましいところです。

ついでに、12月号からちょっとずつ変わります(おもに見た目)。
ご意見ご感想などありましたら、是非お寄せください。


2006/11/16:
ここもマメに更新していきたい、という決意をほのめかしつつの更新です。まあ、ネタ次第です。

12月号はいよいよ添川公司氏の超長編「新桃花源」の結果発表です。橋本孝治氏によるわかりやすい解説、そして新桃花源をめぐる座談会と、一挙20ページの掲載となります。お楽しみに!

さて、今日は「Try everyday!」の作品をどのように作っているかということについて書きたいと思います。
「1日1作」というのが、どの程度の時間・労力が必要なのか、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
基本的な流れは、(1)作図(2)検討(3)画像化(4)ページ作成と更新、という4段階に分かれます。
(1)作図
いわゆる、詰将棋を作る、ということです。
盤に駒を並べて、いろいろ悩むのが定番。直感的に駒が動かせるので作図にはこれがベストだと思います。ただ、いつも盤が空いているわけではありません。他の創作中の作品が並んでいることもあります。現に、いまも盤面一杯に配置のある7手詰が並んでいますし……(行き詰まっているから余計にたちが悪い)。
こういう場合は、頭の中で作ります。脳内盤は表示範囲が狭く、玉の周辺(というよりは手順の中心となる配置)だけがはっきりしていて、遠ざかると怪しくなります。ですからある程度の手順を意識しても、配置までは明確に決まらないこともしばしば。最終的にはパソコンの画面上で完成となります。最近はメモ帳を持ち込んで、スタバで脳内創作という贅沢も覚えました。
時間がないときは最初から柿木将棋などで駒を動かしたりしますが、実際の盤と違ってマウス操作が間に入るので、ちょっともどかしいところがありますね。
ここまでの検討もすべて自力で行います。そうすることで変化・紛れにひそむ新たな詰将棋の種を見逃さないよう心がけています。
(2)検討
柿木先生、よろしくお願いします(^^;
検討結果をもとに、最終修正を行います。
(3)図化
画像処理ソフトを使って整形します。
この作業中に改良図が浮かぶこともあります。
(4)ページ作成と更新
解説文を書くときに、またもや改良図が浮かぶことがあります。
………
以上のような流れとなっています。
(1)にかかる時間がもっとも長く、3分〜10分が平均的なところですが、場合によっては1時間ということもあります。
(2)は一瞬です(^^; ただし修正で手間取ることもありますし、修正不可だと大変です。
(3)も1分程度です。
(4)も1〜2分。本に載せる解説ではないので、好き勝手なことを書けるので気楽です。
ということで、10分〜15分程度の時間を必要とします。長いですか? それとも短いですか?


2006/11/5:
創棋会をサボって!?、市民将棋大会に参戦してきました。
思いつきで出場を決めたようなものですが、なんせ大会に出るのは5年ぶりくらい。その前も同じくらい空いていて、要は10年ほどまともに将棋を指していないということになります。前回の大会は高校生の時よりも1つ下のクラスで2勝2敗という数字。厳しい現実(棋力減退)を感じました。
まずはクラス分け。A〜C級のみということで、B級しか選びようのない状況です。参加費500円(安い!)で参加賞とお茶1本いただく。すでに得した気分です。

■1局目…先手番。76歩、34歩、26歩、54歩、という展開。手が止まりました。なんせ最近の定跡の知識は皆無です。中飛車なんてどう迎えうてばよいのでしょう?(^^; とりあえず47銀の形で受けて、35歩から飛車を寄ったりして怪しい捌きをしつつ、迎えたのがこんな局面でした。

割り打ちを受けたのでヒモをつけつつ52飛と打った局面。ここから、78銀成、同銀、28飛、51飛成、58……と指そうとしたところで相手がアッと声を上げました(^^; どうやら縦の龍の利きをうっかりされていたようです。

■2局目…先手番。実は得意戦法が右四間飛車なのですが、相手が右四間(^^; しかたないので66歩を突かずにじっと我慢してみたり、35歩から飛車を寄ったりしてみたものの、玉形が悪く、徐々に劣勢に。入玉のチャンスも見えてきたのですが、それでも我慢していると、ついにミス!……したのは自分(^^; 守備に回していた龍を取られてしまい、いよいよ入玉を目指すしかなくなりました。双方秒読みプラスギャラリー多数の熱戦となりましたが、意外な形で幕を閉じました。

もしかしたら……と妙な予感を感じた十数秒後、相手の指した手は98飛! 困ったことに予感が的中してしまいました。一拍置いてから同飛と取って終了です。

■3局目…右四間炸裂。35歩から飛車を寄ったりして、ようやくまともな勝利(^^;

■4局目…3連勝同士の最終戦。これまた右四間炸裂。35歩から飛車を寄ったりして軽快に捌き、終盤を迎えました。

自玉はとりあえず安泰なので、普通に61飛成と取っても勝ち。ですが、これくらい詰ませなくてどうする!ときっちり読み切って即詰に討ち取りました。1手の必死より50手の詰み、が座右の銘です(半分本気(^^;)。

■総括…全局35歩から飛車を寄っていました。それしか攻めを知らないんじゃないかしら(^^; それはともかく、望外の優勝となりました。2局目の相手の方がたぶんこのクラス最強だったはず。これを拾えたのと、3、4局目で右四間が炸裂したのに助けられました。

途中から浦野真彦プロが来場。ふらりと遊びに来られたような雰囲気で、成績のとりまとめなどをされていて驚きました。賞品に「5手詰ハンドブック」を提供されたり、無償で指導対局をされたりとまさに大盤振る舞い! これだけ気軽に普及活動(兼ハンドブック宣伝活動!?)をされているのを見ると、一将棋ファン(兼詰将棋マニア)としては嬉しくなってしまいます(^-^)
久々に将棋を指して緊張しましたが、楽しいものであることも再認識。充実した一日となりました。


2006/8/12:
ちょっと(?)引っ越しました。8年暮らした四日市から離れ、再び大阪です。

というわけで、大阪阿倍野の近鉄百貨店で開催されている「近鉄将棋まつり」の2日目をのぞいてきました。
なぜ2日目かといえば、例の「詰-1グランプリ」の開催日だから。
新井田基信さんの教え(?)に従って、百貨店内で食事をとってから会場に向かうと、ちょうど小学生の部がスタート。浦野七段のトークを楽しみつつ、脳内解図。いくつかは壇上の小学生より早く解けてホッとしました。
奨励会の部は大接戦。昨年優勝&看寿賞作家の船江三段は予選敗退。予選を勝ち抜いた村田三段と豊島三段の一騎討ちは、速さと正確さに勝った村田三段に軍配が上がりました。当然、こちらの部はわたしの力では太刀打ちできません(^^;
次の「なにわの将棋少年」(さんまのスーパーからくりTVの彼です)まで観覧して帰宅です。
詰将棋関連では、岡田敏さんと平井孝雄さん……と思われる二人組みを目撃。最近「少年ケニヤ」で本誌に登場している方もお名前(本名)だけ発見しました。田口正明さんは発見できず……いらっしゃってなかったのかな??(^^;


2006/6/11:
忘れていたわけではないのですが、半年振りの更新です(^^;

最近少しずつ増えているのが、メールアドレスのちょっとした細工。
細工といっても悪い意味ではなく、要は個人情報を守ろうという意識の表れです。
わたしのアドレスは「d-sudo@ga2.so-net.ne.jp」ですが、たとえば、
d-sudo@ga2.so-net.ne.jp
d−sudo@ga2.so-net.ne.jp
d−sudo@ga2.so−net.ne.jp
のようなものを見かけました。
上はアットマークが全角文字、中はハイフンが全角文字、下は全部全角文字です。
当然のことながら、これを宛先に入れてメールを送っても、戻ってくるだけです。
わたしも当サイトでアドレスを公開しているので、メールボックスはまさにゴミの山。だからといって今さらこういう細工を施しても、出回っているであろうアドレスリスト(?)がある限り、意味はなさそうです……。

懸賞問題の解答でアドレスを求めていますが、そこでもたまに見かけます。
当選メールを送っても戻ってくる場合は、ちょっと悩みます。今のところ全て解決できていますが、メールが送れない=当選取消しというケースも考えられますので、わかりやすいものでお願いします(^^;


2005/12/17:
年賀詰で苦戦中……。

初心者に将棋を教えるときに駒落ち戦が重宝されます。そこで、上手玉のみ、下手玉と歩のみ、という戦いを考えます。
下手の基本戦略は歩を成ってと金を作ることになりますが、それには最短4手かかります。ということは上手玉に取られてしまいます。
じゃあ左右の端の歩を交互に突いていけばいいじゃないか。 でも、どちらか一方の歩を取られて、上手にと金を作られるとなし崩しで負ける予感。なんせ初心者です。
開き直って歩を突かないのはどうだろう。これなら歩を取られることはない……だけど、勝てることもない……。
ちょっと積極的になって、歩を一段ずつ上げていくのはどうだろう。2手目84歩と突き、これを目指してくる上手に対して下手も玉で守りにいく。94歩、74歩と順に突いて、玉をスライドさせてどんどん歩を突いて……おお、勝てた。
こんなことを考えている場合ではないのになあ(^^;


2005/10/29:
インターネットを活用していると、知りたいことはたいてい分かりますし、欲しいものも簡単に手に入ります。
ですが「ネット上にあるものは全て自由に使ってよい」ということには絶対につながりません。
当サイトでも多数の画像(詰将棋)や文章が掲載されていますが、いずれも作者の思いのこもった大切な「作品」です。
無断転載厳禁……こういうことを改めて記さなければいけないというのは、悲しいことです。


2005/10/13:
全20回にわたり再生してきた「私のベスト10スペシャル」ですが、ようやく今回で最終回となりました。
何度も読み返した文章でしたが、あらためて一字一句を入力したり図面をチェックしていると各作者の思いが伝わってくるようで、非常にやりがいのある作業でした。

次回からは……うーん、まだ未定です。


2005/9/5:
9/3、4に三重県桑名市で行なわれた将棋ファンの集いをのぞいてきました。
事前にちらっと見たパンフレットで会場の場所は把握していたはずでしたが、いきなり迷う。結局大手スーパーの周りをぐるっと遠回りしてようやく会場に到着。皆さんの話を総合すると、やはりあの地図はおかしいということでまとまりました(^^;
会場に入ってすぐに、アマレンの西村邦彦さんにご挨拶。そして、掲示板で来場を報告されていた表紙担当の田口正明さんにもご挨拶。桑名の強豪佐藤正喜さんに「もっとマシな詰将棋を出してくれよ」とぼやかれつつ(^^;、会場内のリレー詰将棋をチェック。お世話になったことのある山本小三さんに大会の様子をうかがってから、例年の如く伊勢の井上久良さんと伊勢軍団のお話。駒作りの熊澤良尊さんも例の如く素晴らしい駒を展示されていました。
ここで本日のメインイベント発生。田口さんVS岩根忍女流プロの角落ち戦です。お互い守勢の序盤から、岩根プロが五段目で戦闘開始。この際に交換した飛車を打ち込んで、さらに自陣の角がうまく捌けた下手が優勢に。最後は自玉に詰みがないことを読みきって冷静に必至をかけた田口さんが勝利を収めました。長手数の詰めろをかけることばかり考えていたわたしとは違いました(^^;
帰り際に、すっかり三重県トップクラスに成長した谷崎生麿クンとちょっと話して終了。
蒸し暑い一日でしたが、皆さん楽しそうに将棋と接しておられました(^-^)


2005/7/18:
昨日は愛知県一宮市で開催された、第21回詰将棋全国大会に参加してきました。プチレポートです。

前夜に入念に下調べをして、1時間に1本しかないというバスに合わせた予定を立てる。最近はネット上での乗り換え検索が便利で助かります。
当日、10時09分の急行に乗るべく、10時15分に家を出る……いやいや、いきなり遅れています(^^; ぎりぎり間に合うかもしれない、という妄想をよそに、バス発車3分後に尾張一宮駅に到着。まあ、最初の電車が20分ずれているのですから、これでも健闘したといえるのではないでしょうか(何が?)。結局、半ば予定通りにタクシーで会場へ。
1階でいきなり、柳田明さんと田口正明さんにすれ違う。ちょっと緊張してきました。会場に入るなり吉岡真紀を発見。冨永晴彦さんと密談しつつ、駿棋会元水信広さん、北海道の田爺こと田利廣さん、昨年看寿賞の斎藤夏雄さん、デパート濱川礼さん、松重郁雄さん、稲葉元孝さん、永世司会石黒誠一さん、などなど錚々たるメンバーにお声をかけていただきました。
13時に開会して、挨拶や幹事会の報告、看寿賞授賞式といういつも通りの流れ……でしたが、今年最大!?のビッグニュースが本誌編集長水上仁の発言で明らかに。柳田明さんが入籍され、奥様同伴で大会に参加されているとのことでした。おめでとうございます(^-^) 参加者数は100名に達しなかったものの、浦野真彦プロや看寿賞中編賞受賞の船江恒平さんも参加され(長編賞の高橋恭嗣さんは無念の病欠……)非常に賑やかな会となりました。
恒例の一人一言のあとはクイズなどのアトラクションから集合写真、これで前半戦終了です。
後半は懇親会。立食形式で皆さん賑やかにご歓談されていました。
原亜津夫さん、長谷繁蔵さん、駒谷秀彦さん、腕を掴まれた神谷護流さん、朝からボウリングの筒井浩実さん、詰将棋博物館の大橋光一さん、園長吉田芳浩さん……えーと、他に抜けている方がいらっしゃいましたらごめんなさい!
時間ぎりぎりまで粘って、20時54分のバスに乗車。吉岡君に数学パズルを出題して悩ませつつ、無事に四日市まで帰還できました。
香龍会の主軸であった近藤真一さんが病気療養中とのことで、準備から運営まで、大変なご苦労があったことと思われます。大会委員長の服部彰夫さん、副委員長の橋本守正さん、事務局鳥本敦史さんを始め、運営にあたられた皆さん、楽しい会をありがとうございました(^-^)

賞品用として、川崎弘「北斗」、小湊奈美子「蟹のカノン」、古本ではありますがわたしも随分お世話になった福田稔「名作詰将棋」を入手してきました。いずれ何かの折に放出させていただきますので、お楽しみに!


2005/5/28:
こっそりですが、握り詰の駒を教えちゃいます!
玉飛飛金桂香歩歩
の8枚! 少ない! 飛車2枚! 角銀がない! いやー大変そうです。
6月20日編集部必着。もちろん1人1作限りです。奮ってご応募ください。

アマレンから「握り詰傑作集」が出ました。
全国大会で開催してきた「アマレン杯握り詰」の10年分総まとめです。
切手350円分で頒布中。数に限りがあると思われますのでお早めにどうぞ。
詳細は6月号のアマレンなどを参照ください。


2005/5/21:
全国大会情報を掲載。
また、リンクチェックも行いました。リンクの切れているサイトは、名前だけ残して飛べないようにしておきました(ただし紹介ページのほうではURLを残してあります)。復活の際にはご連絡ください。


2005/5/9:
第1回本屋大賞を受賞した小川洋子の「博士の愛した数式」……この本は……と書き綴りたいところですが、残念ながらまだ読んでいません。彼女の他の本はたいがい読んでいるのですが、話題になりすぎた本は読みたくないというアマノジャクがここでも発生していました(^^;

その影響で出てきたのが、「世にも美しい数学入門」小川洋子/藤原正彦:ちくまプリマー新書:\760-です。数学者の藤原正彦に、数学初心者の小川洋子が素朴な質問を投げかける内容で、まったく難しいところはありません。むしろ否が応でも浮かび上がってくる数学の美しさが鮮明に焼きつきます。
読んでいる最中に感じたのが、詰将棋と似ているところが多いということ(まあ、昔から言われていることですけれど)。問題が解けた瞬間の稲妻が走ったような爽快感は、共感できる方がほとんどだと思います。
数について何かを発見するときに藤原は「数を転がして、ころころと手のひらで弄ぶことが一番重要なんです。足したり、引いたり、ひっくりかえしたり、想像したりね。そうすると、もしかしたらこうかなという、ちょっとしたきっかけが見つかり、そこから大胆にいろいろ実験してみて……」という。ハッと思い出したのが、詰パラ2005年1月号のリレー随筆、小林敏樹さんの文章です。数学者と詰将棋作家、この2人がなんだかとてもよく似ていることをいうのであるから面白い。

数学には「定理」という、とても美しいものがありますが、詰将棋にはそれにあたるものはないのでしょうか? ちょっと考えてみて、次の3図が浮かびました。

有名な図。「単なる王手(15馬)」、「捨てる(52馬など)」、「打つ(52銀など)」、「取る(61馬)」、という攻めの基本の中から、捨てるというもっとも詰将棋らしい手が正解になっている。

中合の基本図。これが31歩→41歩だと、定理というより、ちょっと飾りのついた練習問題というところ?

馬ノコの基本図。駒は余るが、この美しさは定理っぽい。

フェルマー予想が証明され、次に控えている難題がゴールドバッハの問題だそうです。「6以上の偶数は全て二つの素数の和で表せる」……素数自体が怪しいものなのに、それを含んだ問題となるともう何が何やら(^^;
詰将棋でそういう問題は……というと、今はどなたも挑戦されていないと思いますが、「全格巡り」みたいなものでしょうか。
(そういえば加藤徹さんの「おもちゃ箱」って、最多格巡り数(なんだそりゃ)の項目はないですよね。煙詰で40格余が記録でしたっけ。周辺巡りを中央で長々と収束させれば記録は更新できる?)→「通過マス」の項目がありました。
最後に「神様の手帖」の話が出てきますが、これもまた詰将棋でたまに出てくる話ですねえ。

本屋で目にとまることがあれば、是非一度手にとってみてください(^-^)


2005/5/1:
Try everyday!2000回に続き、浦野真彦七段の「3手詰ハンドブック」、トップの詰将棋と、懸賞3本立て中。多数の解答をお待ちしております(^-^)
これを機に、ちょっと図面の作り方を変えてみました。完全オリジナルですので、いろいろと自由がききます。見やすくなっているとよいのですが、いかがでしょうか。


2005/4/13:

この図は詰パラ2月号のヤン詰小笠原隆治氏作で、作意は27銀、同玉、26飛左以下のあっさりしたもの。
その2月号の解答集計を行っていたのですが、ちょっと面白い誤記(?)を発見しました。
初手27銀不成……あー、わかる。なんとなくその感覚わかります! 正解!
意図しない誤記はなかなか楽しいものです(^-^)(←担当者の楽しみの一つ)


2005/3/5:
Y君から聞いたのですが、「中学生が書いた詰将棋のすすめ」という本が出版されているそうです。検索してみると、文芸社というところから出ているので、原稿持込タイプの自費出版のようなものでしょうか。
文芸社のサイトから見本が読めますが、中学生らしい内容。ただしY君に聞いたとおり、作品のほうは余詰があるようです(^^;
しかし、14歳で1000作品はなかなか大変な数字です。他の作品をたくさん解いたり、検討力(PC検討でなく自力で)を養ったり……いろいろと課題はあると思いますが、今後が楽しみな存在です。


2005/2/19:
続用語。
【利と効】前者は抽象的で、「顔が利く」や「目利き」などに用いられます。後者は実際に目に見えて表れたときによく用いられるようで、「薬の効き目」などがあげられるでしょうか。そう考えると、「駒のキキ」は目に見えないものであり、「利き」が当てはまるでしょうか。
【開と明と空】「空く」は「カラになる」という意味が強いのであまり見かけません。「明く」はそこそこ見かけますが「明るくなる、明らか」などの意なのでちょっと違うようです。「開く」は「空く」同様「穴のような空間ができる」という意があり、開封などで使われます。よってこれは「開き王手」で問題がないようです(ヒラキ王手と読まれないか心配ですけれど)。
【打ち換え】漢字2文字が並んでいると音読みしてしまうことがあるので(この場合だと「ダカン」、そんな言葉はないのですが)、「打ち換え」と正確に記したほうが読みやすいようです。これは今のところそれほど統一していません。

他にも「初形と実戦型」「詰上り(名詞)と詰め上がる(動詞)」などは校正時に統一するようにしています。どれが正しいかを断定するのは難しいですが、少なくとも一冊の本の中では統一して使いたいものです。


2005/2/14:
リニューアルする前までは詰将棋用語集のコーナーがあったのですが、いろいろふざけた部分があったので現在はありません。もう一度まじめに作ってみる……のは大変か!?(^^;

用語とはまた違うのですが、詰将棋(将棋)に出てくる言葉は意外と統一されていなくて困ることがあります。「駒のキキ」は「利き」と「効き」、「アキ王手」は「開き」「空き」「明き」。詰パラではいずれも「利き」と「開き王手」に統一してあります。
「打ち換え」あたりも悩ましく、「打換」「打換え」「打ち換え」のどれがよいのか、「打ち替え」もあるよな、なんていう具合になかなか厄介。意外とルールよりも決め難い部分があるかもしれません。


2005/1/1:
新年明けましておめでとうございます。
本年も本誌詰パラ及び当サイトをよろしくお願い申し上げます。

ということで1/5までの限定公開で管理人の年賀詰を公開中です。紛れのほうが楽しいです(^^;
この作品は横書きの「トリ」でタイトルが「ヨコドリ」、実際の年賀状に用いた作品は縦書きの「トリ」でタイトルが「トリタテ」となっています。横取り、取立て、に絡めたうまい文句でも書こうかと考えましたが、あまりよろしい言葉ではないようで、なかなかピンときませんでした。「横取りしたいほどの幸運が舞い込みますように……」って、なんか浮きますよねえ。


2004/12/24:
「サンテの塔」開始から1週間が経過しました。登録50人超が目標でしたが、早くも70人を突破! 多くの方に挑戦していただき、ありがたく思っています。
3手詰のほうはともかく、「ヒズミ」に気付かれない方が多いようで、申し訳ないやらニヤニヤするやら(^^; 年末から何回かに分けてヒントを出す予定ですので、是非、完全制覇を目指してください。


2004/12/16:
3手詰の新コーナー「サンテの塔」がようやく完成しました。現在は最終的なチェックに入っています。
総ファイル数200以上の大作で、途中で後悔したことも(^^;
金曜日に登場予定ですので、どうぞお楽しみに!


2004/11/28:
先日、一年後輩のO君が遊びにきました。会うとなると久々で、とりあえず定番の10秒将棋を指すことに。[2004/10/8]で書いた新時計がいよいよ出番を迎えました!
高校当時から県内最強全国区の彼に、そうたやすく勝つことはできません。目標は一番勝つことでしたが、予定通りというか何というか、勝てる気配がありません。そもそも勝負をさせてもらえないか、仮に運良く優勢な局面にたどりついても、あとは実力差でひっくり返されてしまいます。終盤の隙をうかがうタイプのわたしとしては、これではいかにも辛い。
しかしチャンスは5分切れ負け戦でめぐってきました。劣勢の局面から、自玉に数手の余裕があることにたまたま気付き、強引な攻めが成功! 見事に一勝をあげることができました。ホッ。
結局、1勝20敗くらいでしたが、目標達成で大満足(^^; たまに指すと楽しいものです。


2004/11/14:
新コーナーのため3手詰を量産中。現在、30作を超えたところです。


2004/10/8:
将棋の大会では対局時計が必須アイテム。切れ負け勝負しかできなかった茶色の時計、秒読み勝負もできる青い時計、皆さんもなじみがあると思います。
最近、青い時計はグレードアップして、非常に細やかな設定ができるようになりました。テレビ将棋のような変則的な考慮時間も設定できるようになっていますし、秒読みも1秒単位で設定可能。10秒将棋ならぬ3秒将棋も可能です。
わたしも旧型の青い時計を持っていましたが、この度、新型にバージョンアップ! 実際に設定をしてみると、説明書が分かりにくいので大変。でも、大まかな理解ができればあとは容易で、ジョグダイヤルのおかげで分秒の細かい設定も楽にできました。
今回は知人の方に「新型は使いにくいから交換して」と頼まれての物々交換でした。年配の方が使う機会が多いそうで、さすがに新型の設定方法は分かりにくいのだそうです。高機能と使い勝手の良さはなかなか同居してくれませんねえ。


2004/9/13:
いよいよ祝賀詰完成。
色紙にスタンプで……というのが最初の予定。でもよくよく考えるとかさばるし、手順を記したものを別に用意しなくてはいけない。それではいずれ間違いなく捨てられそうです。そこで文房具屋を一巡りして思いついたのが、ちっちゃなアルバムでした。写真1枚を20ページに入れられるもの。これに写真ではなく、きれいに作成した図面などを入れていきます。
いざ完成。これがもう、思いのほかきれいにできてしまって、手元に置いておきたいくらい。いやはや苦労したかいがありました。


2004/9/7:
地震台風と大荒れの日々が続いていますが、皆さんお元気でしょうか?
わたしの住んでいる所もかなり揺れて、積み上げてあった雑誌などが崩れたりしました。揺れが収まったところで足の震えに気付く……むう。阪神大震災を経験していると、ちょっとした地震でもかなり身構えるようになりました。やだやだ。

中学来の友人(将棋団体戦の大将でした)が数ヶ月前に結婚したとのことで、現在祝賀詰を作っています。名前の部分は大きな問題もなく作ることができたのですが、なぜかハートマークが何度作っても潰れます。不吉な。
慌てて作っているので不動駒の多さが気になりますが、いちおう全局合駒入りの予定。そこは抜かりありません( ̄ー ̄)


2004/8/4:
パソコンの故障によりサイトの更新が停止しており、申し訳ありません。
一旦は修理から戻ってきたのですが、線をつないで電源を入れても動きません。再度修理に出して一週間、「ハードディスクの交換を……」との連絡がありました。予定では8/6頃に自力で更新できるまでになる予定です。
しかし、ハードディスクの交換とは参りました。データが全部なくなってしまいました。詰将棋の解答や投稿のメールなどが最悪の被害を受けてしまいました。トップ詰将棋7月分の解答やヤン詰の解答などに関しては何とか対策を講じたいと思っています。

気合を入れて書いた順位戦の結果稿も消えてしまいました(T_T)


2004/7/4:
えー、PCが動き出しました(--;)

7/2〜4にかけて、電源を入れても起動しなかったのですが、修理に出す直前、おまじないで電源を入れてみると復活。慌てて修理センターに電話してみると、「このまま修理に出しても、問題なし、で返ってくるかも」ということらしいので、修理はキャンセルしました。以前にも一度同じ症状を起こし、復活したことはあったのですが、たびたびこういうことがあるのは本当に困ります。
今まであまり意識していなかったのですが、携帯電話による掲示板へのアクセスを確認しておきました。これで、同じ現象が起こっても、掲示板への書き込みでTry everyday!も続けられます。自作2000突破までは意地でも続けますよ( ̄ー ̄)


2004/7/1:
結局トップページの詰将棋は投稿ナシ。自作を出すか、というときに思い出しました。以前、岡田さんに登場をお願いしたときに、3作もいただいていたのを! 易しい作品ですので多数の解答をお待ちしております(^-^) 投稿もよろしく(^-^;

6月末に看寿賞の先行発表を行ないました。
詰パラ7月号で選考委員による詳細な選考経過を掲載しておりますので、是非ご一読を。


2004/6/25:
ホームページ作品展の作品募集も残りわずか。現在4作で、ぎりぎり開催レベル。このままでは管理人登場になってしまうので、皆さんのご投稿をお待ちしております。
また、サイトのトップページで出題する作品も在庫ゼロ……さっき気付きました(--;) こちらも急ぎ募集です!

7月24、25日に三重県四日市市で開催される「将棋ファンの集い」の詳細が決定しました。
招待棋士は、24日:安食総子初段、村田智穂初段、25日:中山則男五段、岩根忍1級。
将棋大会の方は、24日:2級以上の個人戦、25日:3級以下の個人戦となっています。
詰パラとしては昨年同様、リレー詰将棋を開催します。


2004/6/16:
掲示板にも書きましたが、詰将棋作家の北原義治さんが心筋梗塞のためお亡くなりになりました。
ちょうど6月号のリレー随筆で、尼子さんが北原さんのことに触れられていました。わたしは直接お会いしたことはなかったのですが、あの文章を読んで一度はお話をうかがってみたい思ったばかり。そう思われた方も多かったのではないでしょうか。
ご冥福をお祈りします。


2004/5/30:
前回のHP作品展の結果稿を読み返していたら、「次回は短編特集」などと書いてありました。う、迂闊(--;)

というわけで、短編大歓迎。1桁2作品+残りは10手台でいこうと思います。解答が増えるといいですねえ。


2004/5/26:
先週初めから徐々に体調を崩し、土日は救急車を呼んじゃうかも!なくらいでした。そうなったらTry!も強制終了だなー、なんて思っていましたが、なんとか耐えたようです。意外と頑張ります(^-^;

さて、HP作品展の募集をそろそろ始めたいと思います。1桁モノ1作品、ヤン詰級2作品、上級2作品、の予定。上級作品は自然に集まると思いますので、1桁およびヤン詰級は熱烈大歓迎! 
投稿は一人1作、メールで管理人宛てにどうぞ(住所、発表氏名、図面、作意手順、変化・紛れ・コメントなど明記)。締切は6月末、採用(不採用)通知は7月初め、8月号掲載、という流れです。
詳細な募集ページは6月に入ってから公開します。


2004/5/21:
ADSL乗り換えのため、現在ダイヤルアップで接続中……遅い(--;)

パラ8月号でホームページ作品展を予定しています。
今月末頃から作品募集を始めますので、作家の皆さん、よろしくお願いします。
今回は解答増を狙って、取っ付きやすいものを重視していきたいですねえ。


2004/5/5:
もうご存知の方も大勢いらっしゃると思いますが、詰パラの解答や臨時解説で人気の伊奈(旧姓)めぐみさんが渡辺明五段と結婚されました。こういうときは祝賀詰のことが頭をよぎるものですが、「アキラ」というと柳田明さんが思い浮かぶんですよねえ……。詰工房におまかせです(^-^;

なんのかんので始めてしまった「初形玉位置全格巡り」。順調に3筋までたどりついています。
パラにも書きましたが、初形玉位置が決まっているのはかなり苦労します。とりあえず指定されたマス目に玉を置いて考えて、3手詰を作ります。そこからさらに逆算して5手詰にします。しかしこの逆算で、ついうっかり玉を動かしてしまうことが多く、完成してから「動いちゃダメじゃん!」とガッカリすることもしばしば。
また、玉の周りに適当に駒を置いて手順を考えてみると、5手を超えることも多いようです。5手詰の創作に正算は向きませんね。
下の図は、この2つが相乗したもの。たしか玉位置21の時に作ったはずです。

21手詰。別に37手詰でもいいのですが、あまり馬を遠くするのは好みじゃありません。
さすがに類作はあるでしょうね……あ、下の[3/29]とほとんど同じか(^-^;


2004/4/11:
そろそろ5手詰全格巡りを始めようかと思っています。Try everyday!では久々の企画物、しかも81日の長丁場ですので、気合を入れないといけません。

以前、3手詰全格巡りを作ったことがあります。全100作。玉方玉位置が全格巡りで、
最初の81作が11→12→13……→19→21→22……→99。18作が11→99、91→19、の大きな×印。最後の1作が55。
攻方の初手と3手目に注目して、歩香桂銀金角飛馬龍王の10種の駒の組み合わせで、10×10=100作です。
やたら集中して作ったので、2〜3日で完成した記憶があります。早い=質は悪いということで、見られないものが大半を占めていますけれどね(--;)
その中から1局、最後の100作目を紹介します。

いやもう、やりたい放題ですよ( ̄ー ̄)


2004/3/29:
昨晩、布団に入って、寝るために詰将棋を考えていたら面白いものを発見。
灯りをつけて、盤上に並べて就寝。それがこの図です。

飛角図式で馬ノコ。収束は12銀、同龍、同馬、同玉?、11飛まで、でまとまっている……zzz。
朝起きてぼんやり眺めつつ、さすがに類作があるんだろうなあ……と考えていたら、どうも収束がまとまっていないらしい。
上記同玉?のところ31玉だと、32飛でも21飛でも詰む(昨晩は21飛の1手詰だと思っていた)。さすがにキズではすまないようです。

このまま忘れ去ってしまうのももったいないので、ここにメモしておきます。このコーナーはそういう意味で役に立つかも(^-^;


2004/3/22:
先崎プロが120面指しを達成されたそうです。7時間、2万歩に及ぶ大作業で、その体力・気力には感服させられます。

新聞の中に、この記録をギネスに申請する、という記事がありましたが、ここが問題。実はギネスの認定した記録に、将棋に関するものは一切ありません。その理由は明快で、世界の人々が「将棋」をほとんど知らないからです。日本人にとっては知らない人のほとんどいないゲームでも、世界の目から見ればただのマイナーなゲームというわけ。ギネスの認定方針として、世界の誰もが挑戦できる記録である、ということがあるようです。
では、世界的に競技人口の多いチェスはどうでしょう。驚くことに、チェスですらたったの3つしか認定されていません。レーティングの世界最高点(男女)と、1万人以上が同時対戦した記録、の3つです。
残念ながら、将棋の記録が今すぐに認定されることは難しいでしょう。

ギネスと違い、日本の記録を集めたサイトがあります。その名も「何でもニッポンイチ」。こちらなら認定は確実でしょうか。わたしも、詰将棋連続創作記録を申請してみようかしら……と思ったり、思わなかったり(^-^;
ギネス:http://www.guinnessworldrecords.com/
何でもニッポンイチ:http://nandemo.nippon--1.com/

ちなみに。ギネスはビール会社。社長の趣味で世界記録を集め始めたのが事の発端だとかなんとか。へぇネタってことで(^-^;


2004/3/12:
次の読み物を何にするかで悩んだ末、400号の「私のベスト10スペシャル」にしました。

わたしが詰将棋と本格的に出会ったのは、「とうかい将棋ファンのつどい」という三重県四日市市でのイベントでした。詰パラコーナーで出題される問題に魅了され、1年目は大道棋、2年目はフェアリーと順調に成長(よく考えると、普通の詰将棋はまったく解いていない(^-^; )。問題を解くと景品がもらえるのですが、400号はこれで入手しました。中でも「私のベスト10スペシャル」は、問題図と解答が載っていてすぐに並べられる上に(もちろん質は折り紙付き)、各作者の詰将棋に対する想いが綴られており読み応え充分。勉強になりました。

そんな「私のベスト10スペシャル」。全10名の記事を、それぞれ前後編に分けてアップしていく予定です。お楽しみに!


2004/3/7:
早速入手した「5手詰ハンドブック」、すべて解きました。
特筆すべきは2点。1)ルール表記が分かりやすい、2)変同がない、です。
1)関西将棋会館のサイトで浦野先生ご自身も述べておられますが、今まであまり触れられることのなかった「正解手順の書き方」について分かりやすく表記してあります。詰将棋初心者の方には嬉しい配慮です。
2)当然といえば当然なのですが、2手目からの変同は一切無し(見逃していたらスミマセン)。この手の本にはちょくちょく変同が見受けられるものですが、この本は違います。これも詰将棋に精通しておられるからこその方針ですね。

ちなみに、わたしの悩んだ作品5つをピックアップ。
[76]俗手って怖いですねえ。[121]俗手って(以下略)。[131]龍銀玉の形は手筋の宝庫。ハマリやすい(^-^; [161]配置駒の働きを考えれば簡単なはずなのに……。[163]龍銀玉の(以下略)。


2004/2/25:
「5手詰ハンドブック」出版記念懸賞詰将棋を出題しました。
5手詰ではありませんが、浦野先生の詰将棋をお楽しみください。賞品は出題ページにも書いてありますが、わたしが欲しいくらいです(^-^;

今回の図面はいつもと作成方法を変えてみました。
いつもはkifu・柿木将棋を利用して、ちょいちょいと加工しています(柿木さんに感謝)。
今回の方法は少しだけ面倒なのですが、いろいろな意味で自由度の高い方法です。「少しだけ面倒」だけにめったに使わないと思いますけどね(^-^;


2004/2/21:
帰宅すると、謎のFAX発見……というわけで(?)、近々、特別懸賞詰将棋を出題する運びとなりそうです。


2004/2/10:
詰将棋オモロ講座の最終回をアップしました。全24回をきっかり2年間かけて再生していきましたが、いかがでしたか? マニ夫と白人ともいよいよお別れ……さみしい限りです。

[1/12]でも書きましたが、この後に何を公開しようか悩んでいます。楽しみにお待ちください。


2004/2/8:

Try everyday!用に作っていて完成した(?)困ったもの。何が困るって、いたるところに変同があるのです。2枚角の交錯で詰ませるありがちな手順ですが、どの手順も捨てがたい味があります……というか、一つの手順に限定させる方法もないのですが(^-^;
手順:47金、同と、29桂、同龍、19角以下。2手目同玉は59桂、イ57玉、46角以下。イ37玉は48角以下。

ちらっと小耳にはさんだのですが、3月号に特別懸賞があるとか……。


2004/2/2:
1日付の新聞を見ていたら、若島正さんのお名前が目に飛び込みました。なんと、第55回読売文芸賞の随筆・紀行賞に、若島さんの「乱視読者の英米短篇講義」(研究社)が選ばれたのだそうです! この賞にどれくらいの重みがあるのか分からなかったのですが、小説賞に小川洋子さんが選ばれていますし、小説賞の過去の受賞作をひもとけば第1回の井伏鱒二を筆頭に、安部公房、大江健三郎、そして愛読してやまない井上ひさしさんの「吉里吉里人」まであります。うーむ、これはかなり素晴らしい賞だと確信しました。若島さん、おめでとうございます(^-^)


2004/1/18:
リニューアル記念懸賞詰将棋の正解発表!
3回に分けて作成しようと思っていたのですが、思い切って1日で仕上げました。意外と時間がかかってしまいました(T_T)

これで今回のリニューアル絡みの更新は終了(のはず)。通常営業に戻りまーす(^-^)

現在、2月号の校正作業を進めています。読者サロンに気になる記事を見つけました。「詰将棋解答選手権戦」なるものが2/22に開催されるそうです。チェスプロブレムの世界では日常的な(?)催しですが、詰将棋で本格的な大会は初めてかもしれません。若島正氏のサイトでも告知と参加受付を行なっていますので、興味を持たれた方はこちらへどうぞ→http://www.wombat.zaq.ne.jp/propara/


2004/1/16:
リニューアル記念懸賞詰将棋の解答受付終了!
多数の解答をお寄せいただき、ありがとうございました。正解発表は数日あけてから行ないますので、しばらくお待ちくださいませ。


2004/1/12:
詰将棋オモロ講座の第23回をアップしました。オモロ講座の目次を見ていただければ分かりますが、次回第24回で最終回となります。
今回の再公開の前に、「マニ夫と白人による予告編を是非!」と門前氏にお願いしたのですが、恥ずかしくてもう書けない、とあっさり断られてしまいました(^-^;  昔の文章はどうにも面映いものです(^-^)

引き続き過去の詰パラから連載物を引っ張り出してこようかと考えています。「この人に聞いてみよう」か、400号の「私のベスト10」がパッと浮かびました。「保育園名作選」なんてのを勝手に書くのもいいかも……いや、面倒か(^-^;


2004/1/5:
リニューアル記念懸賞の最後の問題を出題しました。
流れをついで易しい問題にするか、最後は難しいのにするか、それともいやらしいのにするか、まあいろいろ考えました。その結果……易しい問題に決定!(^-^)
全3問の締切は1/15日中となっております。ラストスパートの解答、お待ちしています!



2004/1/1:
詰パラ1月号が発売となりました。
最新情報でもお知らせしたように、新春特別出題は清水市代女流王位の次の一手です。わたしも少し考えてみました。これか?と思う手はわかっても、それが正解だと確定させるにはかなりの読みが必要となりそうです。多数のご解答をお待ちしております。

トップページの懸賞詰将棋、今月は岡田敏さんにご登場いただきました。「9・11手の好形で」とお願いしたところ、なぜか3作も届いてびっくり。さすがです(^-^;  最も駒数少なく易しいものを選んでみました。



2003/12/19:
詰パラ1月号の予告をアップしました。
今月は更新が多く、トップページの更新情報がどんどん増えています。トップページは横長を意識して作っただけに、縦に伸びるのは困りもの。年末年始の更新が落ち着くまではしかたないかも。

」マークは最新の更新情報につけています。が、これもたくさん増えそうです。あまり増えても意味がないので適当にルールを決めておきます。
・普通の更新は3日だけマークをつける
・懸賞出題などは締切までマークをつける

年賀詰は結局3つできました。内2つが完全作。年賀詰が2つあっても……って突っ込みはしない方向でお願いします。なんとか使い切ります。



2003/12/15:
リニューアル記念の懸賞詰将棋出題開始!
3題を10日ごとに出題する変則方式です。いずれも毎月の懸賞詰将棋よりも易しいと思いますので、たくさんの解答をお待ちしております。
出題ページでも書きましたが、条件付の賞品を用意しています。詰パラ購読会員でない方は、詰パラ半年分を入手するチャンス! お見逃しなく!

前回書き忘れたことなんですが、念のため。トップページの左側にあるロゴや「サイトのご案内」をクリックするとメニューページに移動します。気付かない可能性もあるのでは?と指摘されてちょっと文字を大きくしておきました。

ここ1週間ほど年賀詰に取り組んでいます。昨日ようやく完全作ができた他、収束ひどいものも1つあり。後者は初形をあきらめて別の作品に仕立てようかと考えています。以前は9年連続(?)不完全という不名誉な記録を樹立した記憶もありますが、最近は柿木先生のおかげで安心して出せます(^-^;


2003/12/13:
サイトをリニューアルしました。すべて入れ替えたため、非常に手間がかかりました(--;)
「入れ替えただけ」なので内容はほとんど変わっていません(^-^;
それでも新しい場所もいくつかあるのでご紹介しておきます。

・全ページ最上段に階層を示すリンクを表示しました。左端のロゴっぽいものをクリックするとトップページに戻ります。以下右にいくに従って階層は進み、現在ページのタイトルが右端に表示されています。
・「詰将棋の解き方」を追加しました。解き方の一方法を解説しつつ、余詰や不詰などの用語を解説してみました。
・この「メモ」は管理人の不定期日記です。例えば、来年の詰将棋全国大会が「7月18日(日)北海道」と決定したことを速報するとか、そういう場所です。編集室のような妙なことを書いたりする場合も。

できるかぎりチェックをしたつもりですが、何か誤りがあるようでしたら、管理人までお知らせください。

今回は、サイトリニューアル&来訪累計40万以上&Try everyday!1500日突破を記念して懸賞詰将棋を出題する予定です。編集部の3人が1題ずつ出題。「1問ごと」と「全問正解」の2つの条件で呈賞を考えています。編集長と柴田さんに「易しい問題を」、と希望しましたら、本当に易しいものが出てきてびっくりしました。お気軽にどうぞ(^-^)
出題は15日、25日(予定)、来年1月5日(予定)の3回に分けますので、こまめにチェックしてみてください。

久々にTOYBOXも更新しようかと考えています。たいしたネタではないのですが……。
今月は更新三昧になる予定。お楽しみください(^-^)

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