> サイト一覧 > 詰将棋を解く > Try everyday!6000回記念懸賞詰将棋 / 問題2
 

玉方/42香、45桂、54桂、55玉、56歩、63銀、65歩/攻方/35銀、53銀、57銀、75馬/持駒/金/

【正解】
44銀引不成、同香、46銀引、同桂、66銀、同歩、65金まで7手。
S5c-4d= Lx4d S3e-4f Nx4f S-6f Px6f G*6e mated

【解答成績】解答者数38名、誤解1名、無解0名=正解者数37名

★66銀で詰みそうですが、同桂、46金、54玉で詰みません。

★ひとつ工夫をしましょう。46銀引、同桂として桂を跳ねさせてから66銀はどうでしょうか? これには54玉と引いて詰みません。53銀が邪魔ですね。

★もうひとつ工夫をしましょう。邪魔になる銀を44銀引不成と捨てておきます。続いて46銀引、66銀と風車のように銀を捨てていけば詰みとなります。

★作者としては今回の目玉作品のつもりでした。

石原 守「銀を時計回りに動かして消していくとうまく逃げられないんですね」

占魚亭「時計回りに銀を消去。面白いです!」

門田和雄「銀が回転、リズミカルがおもしろい。」

内藤英一郎「ぐるっと一回転ですね。」

波多野賢太郎「これは面白い手順でお見事です。」

★(^-^)

S.Kimura「この手順の組み合わせが分からず,解くのにとても時間がかかりました」

坂本栄治郎「銀の巧みな技見える」

梨木 正「とにかくむつかしかったです。」

竹中健一「初形が難しい字「千」になっていて、手順も面白い!」

谷口翔太「「千」の字ですね、一瞥は「チ」の字と読んで、はてな?です。」

★「チ」なら57→67にしますね。

西村 章「銀をくるっと玉の回りに捨てていくのが素晴らしいです」

中村隆之「時計回りに。」

攻めダルマン「銀が回ってる感じして面白い。」

山下 誠「3連続銀捨てで軽い仕上げ。前局と合わせて「六千」回を達成。」

無記名「詰手順を記すのに氣を使う題でした 最後私は六手目同歩から腹金の都詰にしました」

片山 知「手の順番を考えさせるパズル的良問です。すぐ解けそうに見えて意外と苦労しました。」

renbajinharuhi「2回の銀引きを含む3枚の銀捨てが、詰め将棋っぽい。」

市橋宗士「銀を時計回りで捌く趣向、手順前後は当然効かない。銀4枚の図はすでに作成してみえるんでしょうね。4二香は、4三だと「干」なのでだめですか。」

★「干」にすると、初手46銀引、同桂、66銀、54玉、55金までがあります。43歩ではなく42香なのはこういう理由でした。

藤田卓志「銀を引くか上がるか、それが問題だ。渦巻きに飲み込まれる姿にも見えました。」

海賊王「初形「千」から面白い銀の動きは見事。」

服部卓磨「玉の周りを埋めるように捨てていく銀の動きに感激しました。」

shima「いろいろ手があって、意外と時間がかかりました。」

原田雄二「初手44銀引生の発見が難しかったです。銀は時計廻りに捨てる。」

ポチ「綺麗ですね。」

小嶋拓治「時計回りの銀の動きが面白い。」

★では、「千」の候補作だった作品をお楽しみください。

【候補作1/5手】
玉方/22龍、25歩、33歩、35玉、36歩、43香、45歩/攻方/15金、34銀、37銀、55金/持駒/角2/

【候補作2/7手】
玉方/45香、53香、55玉、56銀、57歩、63歩/攻方/35銀、42銀、54角、65銀、75馬/持駒/桂2/

★正解手順をどうぞ。

【候補作1】
13角、34玉、12角、同龍、24角成まで5手。
B*1c K-3d B*1b +Rx1b B-2d+ mated
★連続の角打は悪くないのですが、中央でないのはNG。

【候補作2】
67桂、同銀生、56銀、同銀生、67桂、同銀成、65馬まで7手。
N*6g Sx6g= S-5f Sx5f= N*6g Sx6g+ +B-6e mated
★悪くはないのですが、おそらく類例のある手順。6手目の非限定も気になるところ。

→問題3

 

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