> サイト一覧 > 詰将棋を解く > Try everyday!7000回記念懸賞詰将棋 / 問題2
 

 玉方/17玉、19飛、36銀、37香/攻方/28飛、38馬、39角/持駒/なし/

【正解】
25飛、39飛成、15飛、26玉、16馬まで5手。
R-2e R-3i+ R-1e K-2f +B-1f mated

【解答成績】解答者数54名、誤解2名、無解6名=正解者数46名

★初形「k」です。第1問の「7」と合わせて、7k=7000となります。

★初手は飛を動かすしかないですが、行き先が問題です。

★27飛と両王手をかけると、16玉、23飛成、38香成で詰みません。では、23飛成はどうでしょうか?

失敗図(初手23飛成)

★以下39飛、28龍で詰み!と言いたいところですが、先手陣なので39飛「成」と成って取ることができます。28龍と引いても取られておしまい。

★正解は25飛と、中途半端なところに飛を進める手でした。

途中図(初手25飛)

★一瞬、28歩合を考えるかもしれませんが、同角、18玉、15飛まで(取った合駒がそのまま余って詰むので、そもそも無駄な合駒です)。2手目39飛成に15飛と、飛を1筋に振るのが好着想。最初に飛を5段目に動かした理由が、詰上りで明らかになります。

詰上り図(5手目16馬)

RINTARO「初形「k」の曲詰。25飛がうまい空き王手でぴったり詰みます。」

S.Kimura「直感で,飛車を25まで上げたら正解でした.」

kabo「なぜか15飛が見えずに暫く悩んでしまいましたが、いつもながら美しくまとまった良い作品で楽しむことができました。」

renbajinharuhi「初手限定で玉が自ら危険地帯に飛び込んできて収束。」

uma「一瞬、23飛成、39飛、28龍の3手詰だと思いました。後手の39飛「成」は気づき辛かったです。となると初手の25飛は限定ですね。詰み上がりも含めて素晴らしいと思いました。」

★誤解2名はいずれもこの順でした。

上谷昌昭「普通は2三飛成として龍で攻めたくなりますが、中段にふわっと浮くのが軽妙な一手ですね。」

内藤英一郎「どちらも5手?間違っていそうな。」

★手数ヒントの書き方がいやらしかったですね(^^;

南里憲司「大駒の活用」

占魚亭「飛車をどこに移動させるかが肝。」

原田雄二「初手25飛限定が好手。」

吉野松樹「空き王手の飛車の動く先が25に限定というところが良い。」

坂本栄治郎「飛と角が華々しいのが、面白い」

大野芳樹「入玉形は苦手です、間違いやすい形ですね。」

★入玉だからか、それとも

小川晃生「こちらはだいぶかかりました。大駒問題は苦手・・・」

★大駒4枚の塊に嫌気がさしたか、無解6名を数えました。

實川典正「飛車が成りたいところをぐっとこらえるのが面白かった。」

小池正浩「限定移動の意図は、35への逃走防止。」

山下 誠「飛車を成りたいところを我慢して2五に浮く。7×k=7000の組曲でしたか。 」

★「k」は創作頻度が高め。「k」と「千」以外の表現も考えてみたいのですが……うーん。

山田毅久「相手に龍を作られても、自分は龍を作ってはいけない。」

市橋宗士「初手の限定移動、ここしかないっ!」

暇人「飛の行き場所はここしかないのか!」

渡邉 聡「玉を1六、1五に逃がすと詰まないため初手を見つけるのに時間がかかりました。」

無名03「少し悩みました。」

片山 知「飛車の移動先を考える問題です。」

石原 守「2九飛で一発詰みかと思ったら合駒で参った」

★29飛には28歩合が効きます。角で取っても馬で取っても、26玉、17角(馬)、15玉で脱出完了。

藤田卓志「空中で玉を捕まえる、UFOキャッチャーみたいな感覚ですね。」

西村 章「2手目28歩合が気になりましたが、同角以下5手駒余りでした。」

黒柳淳之「入玉問題で、2九飛で詰みと思いきや、2八合いで逃がします。2五飛限定の開き王手で、見事に詰みます。持ち駒がなくて、アルファベットの“K”が面白い。」

【正解者】
Fumiyoshi Saitou■kabo■renbajinharuhi■RINTARO■shimacharo■S.Kimura■uma■
そらお■
キリギリス■
阿部太郎■石原 守■市橋宗士■伊藤孝志■大島春美■大野芳樹■小川晃生■
片山 知■上谷昌昭■亀井慎太郎■苅田隆介■神吉秀典■國吉 進■黒柳淳之■小池正浩■
坂本栄治郎■清水 有■占魚亭■
内藤英一郎■中村丈志■西村 章■
花村 斉■原岡和生■原田雄二■暇人■藤田卓志■
實川典正■南里憲司■宮屋敷駿平■
安井 豊■山下 誠■山田毅久■
山田行人■吉野松樹■
渡邉 聡■
無名01■無名03■

問題3

 

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