> サイト一覧 > 詰将棋を解く > 300万ヒット記念懸賞 / 第1問
 

玉方/55玉、63銀、65銀、67馬/攻方/44金、46飛、53馬、57銀/持駒/銀/

【作者】須藤大輔

【正解】
45飛、同馬、54金、同銀上、64銀迄5手。
R-4e +Bx4e G-5d S6cx5d S*6d mated in 5.

【正解数】40名(全員正解!)

★300万ヒットのお祝いとして、初形が「3」をかたどっている作品です。

★44金がなければ44銀の1手詰なので、初手は54金と捨ててみたくなります。しかしこれは同銀引(65銀を引く)と取られ、44銀に65玉で失敗。もし馬がいなければ66銀打として詰むかも……と考えた瞬間、初手45飛が浮かびます。

★3手目54金が決め手。馬を呼び込んだおかげで、捨て味が増しています。4手目同銀上(63銀を上げる)は64銀まで、同銀引は66銀打まで、同馬は46銀打までと、3種類の銀打ちが楽しめます。

ひょめにん「最後の5四金を何で取っても銀打で詰むのが素敵。こうした場合、何を最終手と解答するべきか、作法のようなものはありますか?」

★特にありません。「強い駒で取る」「好みの詰上りを選ぶ」「あえて逃げる手を選ぶ(これはアマノジャクかも?)」など、自分なりの基準を設けておくとよいのではないでしょうか。ただし、選んだ応手に対し持駒が余る手がある場合は誤答になるので、ご注意ください。

浜野乙三「詰上がり図も3とか何かかなと思いましたが、3通りどれも一寸でした。9k、3M ときて次は何でしょうか? 1Gとなると?」

★G!? 近そうなのは10kでしょうか。

坂本栄治郎「5四金をどれで取っても銀うちまで正に焦点の金だ。」

森田 正「玉方の応手の違いで銀を打つ位置が変わるのですね。」

青山良秀「“3”にちなんでフィニッシュも3通り」

★その解釈、ありがたいです(^-^)

山口創大「パズルを解いているような感覚で面白かったです。」

野村孝二「相手の馬を翻弄して詰め上がり」

松崎一郎「驚手!どっぷり焦点の54金捨て。」

アルター「記念すべき300万の「3」の曲詰めですね!」

久保貴史「枠を作っている飛車をいきなり捨てる手がキーとなった」

荒川貴道「初形「3」の字で後の問題もこれに準ずるかと思いました。」

★そういう課題にする手もありましたね。

北畑和美「連続捨て駒が入り、見事な曲詰です。」

門田和雄「飛車か金かどちらを先に捨てるか?」

岡山 忍「これは平均的なTry everyday!? 4手目同馬だと詰め上がりも「3」に近いかも。」

★いかにもTry everyday!的な作品でした。

RINTARO「3解ですが同馬にしました。」

日向野隆弘「初手が気づきにくかった。味のある5手詰。」

坂野孔一「いきなり54金は詰まない。」

片岡正人「初手に5四金が見えてしまうなど、なかなかの複雑さでした。」

高田 望「色々詰みそうですが、45飛しか詰まないのですね。」

kabo「4手目何でとっても薄皮一枚で凌いでいた守りが崩れてしまうのが良いですね。」

★銀は弱点が多いですね。

トマト使いめりるりら「5五の玉は詰ましにくいね。」

小林常保「飛車と金の連続捨駒がよい。」

松田悠吾「綺麗な手筋物。」

宮川忠久「初手4五飛は同馬と取られ玉が堅くなるように見えたのでなかなか浮かばなかった。5四金とスライドさせる手が好手で、流れるような美しい手順。」

名越健将「4手目の応手によって、5手目の銀の打ち場所が3通りなのが痛快。さすがは隊長作。」

★なぜ隊長!?

原田雄二「初手45飛、3手目54金が難しかった。」

石原 守「5四金を 何で取るか迷ったけど 馬にしてみました」

占魚亭「銀の打ち場所を作る。3手目が決め手。」

南里憲司「邪魔駒消去」

今野盛基「客寄せに良い問題。」

★全員正解ということで、無事に第1問としての役目を果たすことができました。

風みどり「実は一番時間かかりました。「なぜ、なぜ解けない……」に嵌めるのが抜群に巧い。」

市橋宗士「馬を翻弄する手筋、飛が邪魔駒だと気付くか否か・・・ 金寄りも渋い動き、派手な動きはないが、3×5マスの中で収束・・・ 」

荘山「飛車筋を残そうとすると、玉方馬の効きが強力でうまくいかず、飛車捨てが好手でした。」

伊原恒裕「らしい作品!」

内藤英一郎「オーソドックスで解きやすかったです」

→第2問解説へ進む(少々お待ちください)

 

このページのトップへ