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第4問:入選18回 大阪市 近藤 諭(作品成績は第5問の最後)

23銀、13玉、14銀成、同玉、25銀、15玉、16銀、同玉、27銀、17玉、26飛成、28玉、64馬、39玉、37龍、49玉、38龍、59玉、37馬、69玉、47馬、79玉、88銀、89玉、56馬、98玉、77銀、97玉、88龍、96玉、78馬まで31手

★銀送りによる縦移動、馬追いによる横移動、いずれも基本的なパターン。この2つをうまく繋げたところが作者の見せ場。ほんのり桜色の雰囲気が漂った好感の持てるものに仕上がっている。

作者―手順的には全体的に追い詰めで特に妙手もなく条件に甘えた作品ですが、飛角図式で駒配置が周辺に配置されている事と持駒趣向で見映えが良いと思います。(略)創作過程は前半は創作、後半は発見です。

★創作途中に飛角図式でまとめることを意識した、と推測される。95馬の発見、これが完成の決め手だろうか。

かみ「こんな作品は初めてです」

加賀孝志「玉の追い回しだが馬の利きにはマイッた。95馬と19龍は動くことも出来なかった」

加藤清隆「素直な追い手順で難しくはない。玉の軌跡を楽しむ作品」

菊地博「馬と馬がにらめっこしたりして、飛角図式の努力作」

詰原松子「攻方の馬の動くタイミングが難しく、作意を見つけるのに四苦八苦。飛角図式の好作」

金子恒男「追い手順なので刺激が不足に感じた」

五茂須光「玉方の龍か馬が動かせればなお良かったが、存在価値はあると思う」

高橋耕之介「裸玉(じゃ、なかったか)にしてはとっつきやすい。下辺にきてからも面白いですね」

今川健一「W趣向で上手に銀を使いきった、マズマズの作。口で言うのは易しいね」

★実際作るとなると……(^^;

今泉京華「盤の広さをうまく生かした笑作」

佐藤昭次「飛角図式+持駒趣向、決まりだね」

小林徹「易しいけれど、仲々の条件作です」

真保千秋「うまい配置なんて言ってみたくなる」

神田英明「まさかのところで詰みました」

★初見の印象では1筋を降って、また昇る、ですよね。いい意味で予想を裏切ってます。

青山良秀「難しい手はないが飛角図式で玉の大追跡が楽しめた」

梅本拓男「やや追い詰めの感がしますが、飛角持駒趣向の条件を考えれば良いでしょう」

武内洋介「「後半追い詰めの感があるが、飛角図式と持駒趣向では仕方ないところ。95馬が絶妙の配置」

北野龍一「飛角図式で玉の二辺めぐり」

明石顕治「楽しめる飛角図式」

野口賢治「ダブル趣向で半周巡りは楽しいが、欲を言えば一周してほしい」

★欲張りすぎ(^^; 飛角図式で周辺巡り……看寿賞もの!?

流「空中に泳ぎだしてぎゃーとなるのかと思ったのですが、よく考えるとへばりついたように俵の上を回らされるのですね」

 

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