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第2問:入選14回 愛知県 石黒誠一 (作品成績は第5問の最後)

47桂、同龍、66金、同桂、67桂、同龍、54金、同銀、64銀打まで9手

★作者は以前、入選10回が目標とおっしゃっていたような覚えがあるのですが、本作ですでに14回。解説だけでなく創作のほうも絶好調なようで、入選目標は大幅な上方修正を期待しています。

★もともとは別の文字で、修正改良のついでに「十」になったそうです。内容は打ち捨てモノ。ただし双玉なので、初手47桂と龍を迂回させておく必要があります。詰上りがびっくりするくらい重いですが、ご愛嬌ということで。

海江田和弘―龍の翻弄をテーマとみて同馬を作意と読みました。

ishibon―桂で龍を翻弄するのが楽しい。

今川健一―ついでなら、もう一枚捨てたかった。

宮浦忍―解答を書くときにもう一度解かされるタイプの作。

友沢友春―手順前後に注意でしょうか。

S.Kimura―玉方の駒を少しずつ移動させながら詰めていくのはパズルのようで面白い。

和久井孝洋―駒捨てがよし。

森田進二―桂の右左パンチ。銀温存作品。

安原嗣治―龍を翻弄する桂が頼もしい。

宮田卓也―形は「十」だが、手数は九手詰。

★十手詰ってのがありましたっけ。

坂東仁市―捨駒連発で楽しめました。

原岡望―冷静に考えると易しい。

野口賢治―立体かと思いきや不思議な詰上りがご愛敬。

中村増一―龍を左右に動かす手順が、味わい深い。

中道哲司―もう少し規則性のある手順になるかと思ったが。

出口智博―8手目どちらの対応が正しいのか悩みました。どちらが作意?

千葉肇―龍の居ぬ間に洗濯。

武田静山―収束形が分からない。

砂川順一―龍の横ばいが面白い易しい曲詰。

真保千秋―論理的。

小林徹―らしからぬ易しさ。

北野龍一―詰上りが乱雑。

菊地博―龍の往復見事。75王は苦心の配置。

金子恒男―十から銃に変わったかのように見える。

井上道宣―金より銀の方が価値あり。

市原誠―玉の動ける場所がないので考えやすい。

天津包子―♪お金は大事だよ、じゃなかった。収束は銀を残したので……。

秋元節三―プラス思考で評価すべきか。

明石顕治―歩無図式で十文字。

★「十文字」を意識していた作者にとっては意外と嬉しい短評かも。

 

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