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第3問:入選11回 東京都 藤井孝太郎 (作品成績は第5問の最後)

16角、28玉、19金、同玉、38角、28玉、19飛成、37玉、17龍、36玉、56角、25玉、34角、同馬、15金まで15手

★何も考えずに手順を盤に並べていただきたい。それだけで本作の価値はご理解いただけるものと確信しております。

★こういう一回転ものは、作家としては是非作っておきたいテーマの一つ。しかし短編で表現するには限定開き王手が必須であり、どうしても仕掛けが大がかりになってしまう。仮にうまく回転したとしても、同じ仕掛けでうまい収束が得られるかどうか……わたしなんかは作ろうと決めた3秒後くらいに挫折しそうなものです。そこで本作。盤上わずか8枚でこれだけ鮮やかに手を紡ぐことができるとは、まさに脱帽。高いレベルで安定している作者だけに、次作も楽しみです。

ishibon―角のダイヤモンド活用ですね。

今川健一―一応は角の一回転を褒めよう。でもねぇ。

宮浦忍―19金〜38角が好手段。収束もそつなく好作。

友沢友春―3手目がポイントでしょうか。

S.Kimura―角が1周するとは感心した。

森田進二―角が古巣へもどって消える。

安原嗣治―これは凄い! 「回転角」を楽しめる。

宮田卓也―角の大回転。

★「角の大回転」という言葉が多数登場。狙いがピシッと伝わっていると、そういう現象が起きやすいです。

野口賢治―胸がすく軌道を描く還元角。

中村増一―角を捨てての収束、詰上りは爽快です。

中道哲司―一度下段に落とすのは考えにくい。

出口智博―駒の動きに無駄がなくてGood!

千葉肇―入玉させては駄目という先入観があったが、平凡な初手に唖然。

田辺尚弥―ダイヤを画いて角役目を終える。

滝本幹夫―56角の開き王手に合駒ができない。

武田静山―角の大回転が鮮やか。

砂川順一―うまく角がさばけるなー。

真保千秋―角の大回転を評価。

白石連太郎―角の転回はおもしろい。

小林徹―なるほど角の一回転。

菊地博―3手目19金、7手目19飛成、11手目56角等好手連発。文句なしAです。

金子恒男―角が一回転したぞ。

★素直な驚きが好印象で、採用率の高い短評……って、短評を解説してどうするのかと(^^;

井上道宣―角が大回転で見事着地成功。

市原誠―大駒が力強く動く。

天津包子―18金からかと思った。角は自宅に戻って殉死。

秋元節三―攻方角の還元捨てを高く買う。

明石顕治―還元角捨ては凄い。

 

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