> サイト一覧 > 詰将棋を解く > 第6回ホームページ作品展 / 第2問
 

13銀、同玉、16香、15桂合、同香、23玉、35桂、同香、13飛、22玉、34桂、同香、21角成、同玉、12飛成まで15手。

【解答成績】

参加者95名中→正解81名(誤解4名、無解10名)

【変化】

2手目23玉は15桂、14玉、24飛以下。
4手目14歩合は同角成以下。
4手目23玉は13飛、24玉、◇15飛成以下。
4手目15歩合は同香、23玉、24歩以下(前に利く駒は駄目)。

★初手12角成と捨てて15飛か15香と打つ手も有力ですが、1)15飛は13歩合、24桂、22玉、23歩、同玉、12銀、22玉以下逃れ、2)15香は14歩合、同香、13歩合、24桂、23玉、12銀、14玉、15歩、同玉、16飛、24玉、26飛、35玉以下逃れ、となります。取られそうとはいえ、23角には拠点の役割があり、正解手順なら香の王手に14歩合という手が通用しません。

★3手目16香(17〜19も可)と少し離して打つのが重要な一手。上記4手目の変化のように、◇15飛成を防ぐために15地点に中合が必要で、前に利く駒は打てません。よって15桂合が登場します。ここまでは変化紛れの正確な読みが試されます。後半は一転して楽しい手順。合駒で得た桂を含めて2枚の桂で2枚の香を移動させ、43角を21角成と捨てるのは予想外の展開ではなかったでしょうか。

★実力者山村さんにしてみれば小品かもしれませんが、小さくまとまった形の15手詰としては手順の密度が高く、好作といってもよいでしょう。

原田清実「思わず「売ってください」と言いたくなっちゃいました」

★原田さんのツボですね。

たくぼん「きれいな清涼詰。初形もコンパクトでいい」

安原嗣治「飛道具の使い方が見事。35と34へ香を吊り上げる傑作」

加賀孝志「イヤ、捌き方がキレイ。中合が生きました」

ishibon「香車を移動させての角捨ては心地よい」

小林 理「中合の桂と、2枚香の前に連続して捨てる桂。桂が印象に残る」

真保「見た目難しそうであったが、41角まで捌けてすっきり」

★この角を捨てる手が最後にくるのは、構成としては完璧?

斉藤優希「16香に気付かず苦労しました」

千葉 等「限定香打と桂中合と見事な手順」

弘光 弘「7手目の35桂がうまい手」

荒川貴道「2手目23玉以下が見えにくかったですね」

★つい頭から押さえてしまいますね。

今井秀和「中合を見落とすところだったが、収束も捨駒が多くて解き応えのある作品に仕上がっている」

佐藤 司「とにかく綺麗にまとまっています。他のコーナーでも十分通用します」

小島幸喜「筋が見えず、結構悩まされました」

坂野 均「この限定打は素晴しい。手順も洗練されている」

中澤照夫「まず桂の中合。次いで香を2枚とも動かし、角を捨てて詰上り」

天津包子「上手い上手い。初手発見に手間取る。もしHPで見ていたら一晩眠れなかっただろう」

ss「3×3のコンパクトな初形から、2本の香を巧みに上ずらせての清涼詰。いつもながらのうまい仕上がり」

あいうえお「難しい中では比較的簡単だったかも……でも難しかった」

早川清一「詰上り図はシャキリとしたレイアウト。詰手順は初手の13銀が味の良いこの一手」

増田智彬「収束が楽しい」

谷口翔太「中合、良し。左からジャブ攻撃、最後はボディへ角成でした」

竹中健一「収束まで緩みない手順!」

S.Kimura「中合の桂で香の2段ロケットが完成するとは凄い展開でした」

★この展開を予想するのは至難。

坂本栄治郎「16香と離して打つのがおもしろい」

山本孝志「簡素な初形、桂馬の中合、桂を打って同香2回、そして角捨て清涼。いいと思います」

市原 誠「収束がカッコ良かった」

小林 徹「結構考えさせます。4問中1番の出来」

中村隆之「3手目が盲点でした」

秋元節三「簡素な初形で、変化紛れも適度にあり、収束も小気味よい。好作」

小川千佳夫「無駄のない完成品に感心した」

柿久桂古「桂で香を吊り上げ角筋を通すのはうまい」

原田慎一「上部は、意外に狭いんですね。玉方の香が2枚とも動くのが良いです」

Hal「15桂の中合でおっと思わせ35桂、34桂と2回の桂捨てで香をつり上げる手順が見事」

天野秀紀「初手と合駒に時間を取られるが、解後感はいい」

田辺尚弥「理にかなった手順で、好作品ですね」

藤川 薫「難渋です、表紙詰将棋でも良い躍動感の傑作です」

★不動駒が31銀1枚で、躍動感を感じる一因でしょうか。

片山 知「中合で得た桂とそれを利用した豪快な収束、素晴らしいです」

凡骨生「中合で奪った桂を巧く使用し最後は清涼詰だ」

名越健将「16香が見えないのは紛れが多いせい」

★飛車を打って、成って使いたい……という意識が先行しそうです。

茂垣 淳「解いたことない手筋があり難しいです」

木村久昭「15桂の中合を探すのに一苦労」

利波 偉「ベテランらしく手馴れた構図に手馴れた手順。水準作とは思いますが、物足りなさも感じます」

小峰耕希「3手目14飛ばかり考えてしまった」

★3手目14飛は23玉、29香、14玉、25角成、13玉、24馬、12玉、23馬、11玉以下逃れ。

佐藤次衛「桂の中合は手筋ですが、以下収束まで緩みなく見事です」

小野寺達也「まさかの桂中合に感嘆した。収束も緩みない」

中嶋智志「序の入り方が意外で、見た目より難しい」

★一見解きたくなる初形もポイント高し。

和田 登「見事な中合」

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