> サイト一覧 > 詰将棋を解く > 第6回ホームページ作品展 / 第4問 |
13金、同玉、23金、同玉、33金、14玉、13金、同玉、11飛成、12銀合、22龍、14玉、12龍、13金合、同龍、同玉、22銀、14玉、13金、24玉、23金右、14玉、13銀成まで23手。 【解答成績】 参加者95名中→正解80名(誤解9名、無解6名) 【変化】 10手目12飛合は同龍、同玉、32飛以下早詰。 ★今回の出題作の中ではひときわ目を引く初形。初手も13金しかないので、本作から考えたという方もいらっしゃったのではないでしょうか。 ★金を捨てて龍を作る展開は見えていますが、その龍の作り方が本作の考えどころです。単純にいくなら3手目33飛成ですが、23金合、12金、同玉、22金、同金以下1枚足りません。では32飛成を狙う3手目12金はどうかというと、取らずに24玉とかわされて、銀の守りが活きてきます。飛車を成る場所がなくなったように思えますが、もう1つ方法が残されていました。 ★正解は持駒の金を打ち切っての9手目11飛成! 持駒を失った頼りなさを補うように、力強い龍が誕生します。対する合駒で飛合を答えた方が意外と目につきました。他合は22龍以下簡単と即断されたのかもしれませんが油断大敵です。10手目12銀合、14手目13金合ときっちり限定されての収束は綺麗な着地で、こっそりと「コ」の字のあぶり出しになっているのもポイントが高いですね。 ★2008年下半期半期賞(本誌における半年毎の優秀作表彰)を211手詰という長編で受賞した作者ですが、短編でも趣向性のある愉快な作品を見せてくれます。手数を気にしない幅広い活躍を期待! 名越健将「詰上りに金と成銀のBARができる。いと面白し」 ★3段目は金(成銀)、5段目は銀ですね。 茂垣 淳「詰上りが形になっています。とても難しい」 小島幸喜「この形から2度の限定合が出るとは見事です」 中村隆之「11飛成で受けが無くなるとは。金4枚対銀4枚」 ★4枚目の銀は合駒ですね。 小林 理「シンプルな初形は解図欲をかきたてる」 真保「還元玉も趣向のうち」 千葉 等「持駒一色だけで楽しめる」 ★初形を眺めて1杯、持駒を眺めて1杯。 中澤照夫「手数は長いが難しい所はない。還元玉で田舎の曲詰」 天津包子「33飛成でなく11飛成だったぁー。”コ”れも上手い」 小峰耕希「手順より形重視の作か」 柿久桂古「盤面3銀、持駒4金、小駒の攻防」 宮本慎一「カタカナ「コ」のあぶり出しで詰上り」 原 雅彦「まずは銀を動かさずに解くので、意外性に欠けるかな」 ★銀が動いたら難問になりそう。 ishibon「すばらしい形と手順」 原田慎一「持駒が1種類なので、手数は長くても考えやすかったです」 S.Kimura「合駒2回に最後はコの字になるとは驚きです」 原田清実「これで2度の限定合入りとはなんともおいしい」 弘光 弘「1筋に飛成というのが意外でおもしろい」 ★まずは縦に成りたくなりますよね。 今井秀和「まず初形が面白く、手順も合駒が2つも出てきて最後は曲詰? 長手数にもかかわらず暗算で解けた」 佐藤次衛「解図欲をそそる棋形と持駒4枚の金という趣向、詰上りが「コ」の字の付録がついており云うことなし」 Hal「金を小気味よく捨てていく手順と、最後の銀3枚と金3枚(ひとつは成銀だが)が玉を挟んで上下に並んだ詰上りの形が面白い作品」 あいうえお「頭で考えた時は絶対に解けないと思いましたが、並べてみるとカラクリに気づきました。それにしても、詰上りも玉が同じ位置とは、見事の一言に尽きます」 ★おっと、還元玉を忘れていました。 坂本栄治郎「12に金合が出来ないのがミソ」 たくぼん「こんな形まだ残っていたんですね」 安原嗣治「初形・持駒に加え、何と詰上りも趣向の傑作。狭い場所での玉の動きがユーモラス」 小林 徹「楽詰みと思ったら、31の駒は龍ではなくて飛でした」 木村久昭「合駒調べがメインでしょうか?」 利波 偉「今回の作品展の中では一番良いか? でも馬屋原君の作品としては、レベルが低いような……」 千葉 肇「金を使い果してから、合駒を聞くとは。角銀合の方が早いと思っていた」 ★その思いから抜け出せないと飛合誤解に……。 早川清一「初手13金から9手目までは手サグリで手がかりを求めている」 増田智彬「初形良し! 手順良し! 最終形良し! 不満無し!!」 ★満足!! 谷口翔太「麻生さんと同じでバラマキ政策。足らない処は国債(合駒)で補おう」 沖 昌幸「好作のコ。2度目の13金がなかなか見えませんでした」 加賀孝志「田舎の曲詰コの字、収束になるにつれ引きたつ手順」 坂野 均「炙り出し「コ」。10手目12金合の落とし穴」 山村 政「金銀曲詰とは驚いた。文句なしに楽しめる」 ★楽しんでいただいた分、本作の価値は上がるというもの。 ss「暗算の練習に丁度よい」 山本孝志「きれいな初形からきれいな詰上り。保育園よりこういった作品が好きです」 秋元節三「初形、手順、詰上り、三拍子そろった傑作」 小川千佳夫「10手目の合駒をもう少しで飛合にしそうになった」 天野秀紀「合駒で悩む。パズルっぽいところがいいです」 田辺尚弥「2種類の合駒がはっきり割り切れて気持よし。お名前をよくお見受けする作者はベテランなのかな」 ★売り出し中の若手ですが、半期賞受賞で一気に株が上がった!? 片山 知「早とちりをしてしまいました」 凡骨生「初形・詰上りとも好形で好作です」 小野寺達也「同一作がありそうで怖いが。多少不利感がある」 中嶋智志「意外な長手数。その原因は10手目の銀合にあり」 鈴川優希「初形4枚(玉は除く)&持駒金4枚&合駒2解&詰上りコ&還元玉、という文句なしの易しい中編」 和田 登「守備銀は無視する順」 ■第5問へ■
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