> サイト一覧 > 詰将棋を解く > 第6回ホームページ作品展 / 第6問
 

38角、27飛合、28桂、同馬、25銀、同玉、35金、15玉、24銀生、同飛成、16龍まで11手

【解答成績】

参加者53名中→正解46名(誤解1名、無解6名)

【変化】

2手目他合は28桂、同馬、25銀、同玉、36龍、15玉、25金まで早い。角銀合は品切れ。

★初手はこの一打。対する合駒が悩みの種となります。どの合駒でも28桂、同馬、25銀、17玉、16龍の進行が見えますが、27の合駒が銀だと詰みません……これにとらわれると難渋する羽目になります。実は銀4枚は盤上に配置されており、合駒として使うことはできません。同様に角合も品切れ。よって、7手目36龍、15玉、25金を予防するための飛合が正解となります。

★飛合に限定されたことで正解の手応えは感じられるはず。7手目36龍ではなく、35金の好打が見えて収束となります。この金を取って終われれば……とも思いますが、それだと取り残された右下が一層重く感じられそうです。となると、一度かわして合駒の飛を動かす作意も悪くはありません。

★詰パラ本誌でも掲載が目立ち始めた作者、今後の活躍に期待!です。

S.Kimura「玉方の2枚の銀は、合駒制限だけでなく、良いところに利いているので困りました」

中澤照夫「いきなり飛車合。35金が決定打」

天野秀紀「銀合で引っかかる」

片山 知「龍のリーチを活かした詰上りが何度か見え隠れするのがいいですね」

★実際に動くのは最後の1度だけ。大物らしい働きです。

小野寺達也「最後の銀生がいい。どうりで銀だらけなわけだ……」

ishibon「初手に27銀合でダメかと思ったら、銀は品切れ」

原田清実「最後の5手詰が見えませんでした。合駒の飛車も動いて合格点」

弘光 弘「35金がいい手」

荒川貴道「2手目で銀合を随分考えたのですが、意味ありませんでした」

★暗算だと必ずはまりそうですね。

凡骨生「合駒で発生させた飛を動かすのが良い味」

名越健将「33銀が味方の駒だが曲者」

茂垣 淳「とても難しい」

木村久昭「意外に手順は一本道でした」

★ややこしそうな初形のわりに、紛れは少なめ。

利波 偉「飛合が動くのがテーマでしょうが、前後が弱過ぎると思う」

坂野 均「銀合だと詰まないのでは……って思ったら出払っているんですね。爽快感あふれる手順」

山村 政「7手目の金打ちは面白いが、周辺の銀配置がもったいない」

秋元節三「35金、同玉、36龍で決めてほしかった」

小峰耕希「8手目以降流れ気味なのが惜しい」

今井秀和「初形は手をつけづらいが、35金の好手もあり解いてよかったと思える作品」

坂本栄治郎「銀4枚の散乱がいかにも角2枚の登場もいかにもと言う感じ」

谷口翔太「2手目に銀合は? 持駒になし、成る程」

ss「銀合で詰まないと思っていたら品切れ。合駒制限以外の意味がない58銀をなんとかしたい」

★3手目25銀、17玉、16龍、28玉、29金、同馬、27龍、39玉、29龍以下の余詰順に対応しています。

たくぼん「合駒の種類が分かるのはだいぶ先でした」

原田慎一「飛合をかいくぐる35金がうまい攻め方です」

竹中健一「2手目銀合で悩んでしまった……35金が決め手!」

中村隆之「7手目35金が見えにくかった」

小林 理「35金がうまい。大駒捨てがなく小ぶりな印象は否めない」

★大駒が消えなかったのは痛いところ。

真保「銀がさりげなく配置されているには訳がある」

増田智彬「なるほど、角銀が受方にあると詰まなくなるのか」

第7問へ

 

このページのトップへ