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23銀、同玉、34銀、13玉、23金、14玉、25銀、23玉、34銀、13玉、14金、同玉、32角成、13玉、23馬まで15手

【解答成績】

参加者53名中→正解45名(誤解2名、無解6名)

【変化】

2手目13玉は12金、同龍、同銀成、同玉(14玉は25銀、同歩、24飛、同玉、34金以下)、11金!、同玉、22銀、同角、21飛以下。

★端正な初形。しかも初手は23銀(あるいは金)が必然とあっては思わず手が手でしまいます。

★変化のない初手23金には同玉、34銀、13玉、23金、14玉、25銀打、同歩、同銀、23玉で失敗。金を温存する23銀が正解ですが、これにどう対処するかが問題で、深い読みが試されます。

★同玉ならば34銀と打ち、32角成を実現しての詰み形が見えてきます。14桂が邪魔なので、これを消すために25銀〜34銀と活用するのが渋いところ。味のある手順ですが、わりと簡単な詰みといえます。そこで2手目13玉に戻るわけですが、これが難しい変化でした(上記参照)。「15手以下」というヒントと、作意がきれいな手順なので、変化を読み飛ばされた方もいらっしゃたかもしれません。

★変化のほうが難しすぎてバランスを欠いた印象は否めませんが、好形好手順であることに違いはありません。トップページでもたびたび好作を見せてくれる池田さんらしい作品といえます。

小林 理「25銀から34銀に戻す手順が意表をつく。うまい構成」

★桂はともかく金を使っているので、銀を戻すのはやりにくいですね。

真保「14桂が消えるからくりがあった」

増田智彬「25銀が盲点でした」

谷口翔太「何が何でも14へ。彼女を誘うのも一仕事」

★いったいどこに誘ったのやら。

小峰耕希「7手目が少し面白い」

中澤照夫「14桂の消去。銀のスイッチバック。軽やかな清涼詰」

天野秀紀「思いっきりハマった。ひたすら邪魔駒を取らせるのが面白い。守備駒も動かない。すばらしいですね」

★動きそうな龍角なので、不動は意外?

片山 知「連続じゃま駒消去で例の収束にもっていくのは斬新ですね。2手目の変化も非常に難解でした」

凡骨生「25銀〜34銀の揺り戻しが面白い」

竹中健一「これは見たことがある手順なので、どこかに工夫がほしいですね」

山本孝志「2手目13玉の変化の方が、はるかに難しかった」

S.Kimura「25銀が意表の一着でした」

坂野 均「予想通りの詰上りだが、2手目13玉の変化が煩わしい」

★これが吉と出るか凶と出るか。

山村 政「邪魔駒消去はすぐわかったが、7手目の銀引きが味よく、盲点になった」

★7手目24金も考えられますが、同玉、25金、13玉以下逃れ。

秋元節三「収束まで見晴らしがよすぎた」

茂垣 淳「11手目の14金がうまい手と感じました。そこまでするのが大変です」

木村久昭「一見14に逃がすのは不利感をおぼえる」

利波 偉「25銀として23金を消去するのは少し面白い」

ss「コンパクトな初形は好感が持てるが、手順が平凡」

たくぼん「25銀がちょっとやりにくかった」

小野寺達也「変化が厄介だった。7手目に痺れた」

★指す方も指される方も痺れます。

中村隆之「実戦ならまず初手金打ってから考えそうで怖い」

ishibon「14の邪魔駒消し」

原田清実「邪魔駒消去の練習にどうぞ」

弘光 弘「25銀が味わいのある手」

荒川貴道「詰の形が初めからなんとなくわかりますね」

★それもまた食指を動かします。

坂本栄治郎「玉で桂をとり14にもって行く為の金2銀1の捨駒が良い」

原田慎一「邪魔駒の消し方が面白いです。2手目、13玉の変化がなかなか読み切れずに苦労しました」

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