> サイト一覧 > 詰将棋を解く > 第6回ホームページ作品展 / 第9問
 

43桂成、同飛、32角成、34玉、43馬、45玉、34馬、54玉、74飛、64桂合、43飛成、65玉、56馬、同桂、63龍まで15手。

【解答成績】

参加者53名中→正解42名(誤解2名、無解9名)

【変化】

6手目35玉は53馬、25玉、24飛以下。
8手目同玉は24飛、33玉、22飛行成以下。

★取られそうな42飛をどう扱うかが序盤の考えどころとなります。初手32飛成は44玉、43龍、35玉で失敗。また初手32角成は34玉、23馬、25玉で失敗。この後者の手順がヒントで、初手に桂を成り捨てておくと、飛車が取れるようになっています。

★7手目の局面。ここで34馬が、左辺への玉の脱出を恐れぬ好手。54玉と逃げられて諦めてしまいそうですが、74飛と打ってみると一気に狭い形になります。活躍してきた馬を捨てる収束は鮮やかで、龍飛による詰上りの緊張感が堪りません。

★作者については、何と書けばよいか悩むところですが(^^;、実力者が軽く仕上げた作品という雰囲気が感じられるかと思います。

小林 理「例の空中で捕捉する手段。34馬が好手」

木村久昭「中段玉寄せにくし」

片山 知「こんなところまで追いかけますか。55桂の配置から56馬は予想できますが、まさかその時玉が左にいるとは……」

★この予想を裏切る感覚が本作の命。

凡骨生「意外な詰上り場所にビックリ」

茂垣 淳「変わった詰将棋です。難しすぎて手が出ない」

利波 偉「中央に追い出す手順も、紛れが少なくて意外感は少なかった」

真保「角だけ消えた」

★桂は再生した……というのは作者の狙いでもあります。

増田智彬「意外な場所での詰上りと、使用駒の統一がいいですね」

谷口翔太「作者は本名? 違うでしょうね。解答者に嫌われそうな配置図です」

ishibon「43馬に逃げて、65で詰むのは、ちょっと意外」

原田清実「この展開は意外でした。いいですねえ」

弘光 弘「意外な詰上り場所」

荒川貴道「9手目の飛打ちが限定ですね。こういう問題が好きです」

坂本栄治郎「34馬がバツグンに拍手!!」

★勇気のいる手です。

坂野 均「飛角桂総出の紋様的な初形。駒が右に集中しているのに、左で詰むとは意外」

★左側に駒があっては妙味も半減してしまいますね。

山村 政「桂合を動かしているところは買うが、追い回しているだけという印象だ」

秋元節三「後半まるで別世界」

★筆者お気に入りの短評です(^-^)

竹中健一「まさか左に逃がして力技で捕まえるなんて……でも見事な纏め方!」

中村隆之「持駒なしで簡単と思いきや、意外な場所で詰む上、限定合まで……」

小峰耕希「空中浮遊物は詰ましにくいですね」

ss「初形条件作。序の入りは甘いが、合駒も桂で統一したのはうまい」

たくぼん「不思議な感覚の詰将棋」

原田慎一「詰上りが意外で、面白かったです」

小野寺達也「詰上りが決まった感じでよかった」

★逆算なので、収束は格好よく決まっています。

中澤照夫「初形趣向。34馬が好手。最後は合駒の形を動かしてフィニッシュ」

天野秀紀「盤面が広く本筋が見えにくい。合駒でピンとくる」

★暗算だと追いにくそう?

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