> サイト一覧 > 詰将棋を解く > 第7回ホームページ作品展 / 第9問 |
39金、同玉、17馬、49玉、39馬、同玉、28飛成、49玉、45龍、同金、39龍、同玉、93角、49玉、48角成まで15手。 【解答成績】全問参加者19名中→正解14名(誤解0名、無解5名) ★大柄な配置で難しそうな印象を受けるかもしれません。しかし、75龍の配置について考えてみると、これがなければ93角と打てることに気付くはずです。あとは龍を捨てる時機を探っていきましょう。 ★初手45龍は同金、39金、58玉で左辺逃亡を防げません。龍を捨てるのはこの順に対処できるようになってからのようです。次に5手目45龍はどうでしょうか。以下同金、39馬、58玉で、まだ逃げられます。馬でも足りません。そこでもう一段力をつけましょう。馬を捨てて龍を引く。これなら12手目58玉は48龍でしっかり捕まっているのです。 作者―上部脱出を阻止していた龍が後に邪魔になりますが、最後まで読みきっていないと捨てられません。 ★我慢を重ねてようやく龍を捨てるのは達成感あり。また、大駒4枚が盤上でよく動くので、躍動感もありますね。 海賊王―狙いが明快。 永島勝利―いきなり45龍としても上手くいかないので、準備が大切。 はやし―初手を乗り越えたらすーいすい。 ★2手目59玉は48銀以下、58玉は36馬以下。この変化があるので最初の2手で少し考えさせます。 山下誠―大駒を捨てる順序が大事。 谷口翔太―大駒2枚が邪魔になります。大切なものも、時には粗大ゴミです。 有吉弘敏―こうなればいいなあと思いながら考えていると、成立していることに気が付きました。よく考えられた配置だと思います。 坂本栄治郎―93角実現の為の駒が面白い。 名越健将―93角実現までの大駒4枚乱舞が華。 占魚亭―邪魔な75龍を動かすタイミングがポイント。 竹中健一―こちらも邪魔駒消去。配置が重たいのが気になる。ここまで大掛かりにする必要があるのかなぁ……。 ★大駒の動きを強調するにはこれくらい広いほうがよいと思いますが、簡素化する案があるとなお良しですね。 やまかん―最初は全然詰み筋が見えなかったが読み始めるとこれ以外ないかなと。 嵐田保夫―派手な捨駒の連続だが、要は離し角の基本手筋の実践。 原田雄二―龍が邪魔駒なのですが、馬も飛も捨てることになる。93角で決まり。 水野修―22の飛車を成り引いておかないといけないのが盲点でした。 ★この22飛はちょっと離れすぎているように思われるかもしれません。しかしバランスの良さそうな23飛だと、初手48金、59玉、53飛成、54歩合、49金、同玉、44龍のような手順で余詰があります。 ■第10問へ■
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