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前回の「桂馬乱舞T」に続き、風みどりさんの作品です。

盤上には攻方の大駒が三枚も存在しますが、どうも連携がよくないようです。
特に飛車の横利きをせき止めている玉方の歩三枚を何とか動かしたいところ。
そこで持駒の桂馬の活躍となるわけですが……。17手詰。

(正解はこのページのいちばん下)

前作と同じく、王手をかける手段は限られています。
23桂から33桂でまず1枚目の歩を吊り上げますが、ここで欲張って53桂とするのは同歩、31桂成、52玉となって捕まりません。
7手目43桂で2枚目の歩を吊り上げ、続く53角成で3枚目の歩も吊り上げて次の図。

見事、当初の目的であった飛車の横利きを通すことに成功しました!

このままでは駒不足なので、質駒である銀を奪い、最後も桂を軽く捨てて詰め上げます。

四桂と二角、全てを捨て切る爽快感は、それらが飛車の利きを通すという単一の目的を目指しているから生じるものなのでしょう。解いた後の満足感とあいまって、詰将棋を解くことの心地よさを味あわせてくれます。

正解―23桂、41玉、33桂、同歩、31桂成、同玉、43桂、同歩、53角成、同歩、23桂、41玉、63角成、同銀、31桂成、同玉、42銀まで17手。

 

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